劇場公開日 2024年2月23日

「☆☆☆ 歳を取ったのもあるのだけれど。近年のハリウッド作品での、対...」マダム・ウェブ 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5☆☆☆ 歳を取ったのもあるのだけれど。近年のハリウッド作品での、対...

2024年3月9日
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☆☆☆

歳を取ったのもあるのだけれど。近年のハリウッド作品での、対象年齢の低下には、、、の思いは強い。
従って、本作品も当初は観る気は無かったのですが。

主人公は救命士の女性で、自身の目前で起こる直後の未来を予知できる。
「人を助けたい!」
その思いから【或る敵】と対決する。

公開直前にその様な予告編を見た時、ちょっと気になる設定なのに気が付いた。

似た様な設定として思い浮かべたのが…

・『救命士』(マーティン・スコセッシ/1999)

・『デジャヴ』(トニー・スコット/2006)

・『NEXT』(リー・タマホリ/2007)の3本。

実は『バタフライ・エフェクト』(2004)もちょっとは思い浮かべたのだけれど。切ない恋愛映画としてカルト的な人気の作品ながら、予告編だけを見たならば、「ちょっと違うかもなあ〜」と。

『救命士』は。ニコラス・ケイジ演じる、患者を救えずに思い悩み、神経が病んで行く救命士の話。

『デジャヴ』は、トニー・スコットの最高傑作と言いたいくらいのアクション作品。
《美しい肢体》に恋をした刑事が。何度もタイムワープを繰り返しながら《美しい肢体》の彼女を助け、(生きている)彼女との恋愛に向かって突き進んで行く近未来SF映画。
その為に、都市部に有るカメラとは全部繋がっているシステムを駆使し、彼女の危機に立ち向かう。

『NEXT』は、『救命士』で主演だったニコラス・ケイジがここでも主演で、2分先の未来を予知出来る能力を持つ男。
核兵器を持つテロリストを捕らえる為に、FBIは彼の能力に注目し協力を仰ぐ。
拒否するのだが、好きになった女性がテロリストに囚われた為にやむなく、、、とゆう話。

『デジャヴ』『NEXT』共に、失敗は許さない状況、、、と、一見すると思えるのだが。実は何度も何度も失敗を繰り返しては、遂に成功へと導く…と、書いたところで、、、

???? あれ?ノーランの『TENET』も。そう言えば、何度も何度も失敗した果てに、成功を果たす話だったなあ〜!…等と。

…とゆう訳で『マダム・ウェブ』

…………もう何て言えばいいんかなあ〜!

何故にマーベルは、スパイダーマンとゆうキャラクターを所有しながら、【悪】のキャラクターへと変身させちゃったんかねえ〜!

「別物として考えればいいじやん!」…とでも思ってるんかなあ〜!
時代設定を2002年にしているのは、サム・ライミ版の『スパイダーマン』が同じ2002年製作だから「後発じゃないよ!」って事?

ただなあ〜!当初は、10秒後くらいの未来を予知していたと思うのだけども。
次第に、何故だか都合が良く2〜3分後であったり、10分後くらいの未来を予知したり…と。諸々といい加減な場面が続出するに至り、観ながら段々とどうでも良くなってしまった、、、ってのが本音で。

マーベルさん!もう好きにやって下さいな!

あ?そうだ!そうだ!
ところでマーベルさん!『◯ッ◯ア◯』の許可はキチンと取って有るんでしょうね〜!
そのところはどうなのよ!…と。

2024年2月23日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン5 Dolby Atmos

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松井の天井直撃ホームラン