サイレントラブのレビュー・感想・評価
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これは、いか~ん!!
俺的にはすずに続くNO.2お気に入り女優の浜辺美波主演なので大いに期待していた。 彼女は“君の膵臓を食べたい”で虜になったのだが、その後出演の作品はコメディーあるいは特撮モノばかり。 もう少し文芸作品的なものにも出てもらいたかった俺にとっては、「今度こそ?」と期待した作品でもあった。
がしかし、期待が大きかった分・・・
【物語】
蒼(山田涼介)は将来に希望も持てずに、漫然と日々を過ごしていた。生計は音楽大学の清掃や用務員的作業で立てていたが、ある日、ピアノ科の学生・美夏(浜辺美波)と出会う。
彼女は交通事故による網膜剥離を患い、突然視力を失っていた。手術は成功したものの、視力が回復するか否か、いつ回復するのか分からない強い不安を抱えていた。 そんな中でも夢を諦めすピアニストを目指す美夏の強い信念に心動かされた蒼は彼女をあらゆる危険から守ろうとする。
しかし、ある出来事から声を発しなくなった蒼が思いを伝える方法は、彼女の手のひらに指で触れることと、ガムランボールの音色だけだった。
【感想】
かなりガッカリ。
軸となるストーリーは斬新性が無く、「どこかで見たような展開のツギハギ」感を拭えない。
でも、“斬新なラブストーリー”と言える傑作は稀で、大半は使い古された設定のアレンジなのだから、それは許そう。俺が許せないのはストーリーの枝葉の部分のリアリティーの無さだ。
主人公の日常の描写だったり、周囲の人達との会話だったり、エキストラを含むその他大勢の人の言動だったり。枝葉のリアリティーが有って初めて、幹の「あり得ないお話」に乗れるのだ。枝葉にもリアリティーが無ければ、シラケるのみ。
例えば、美夏が杖を突いて一人で街を歩く。突然視力を失った人が1人で街を歩けるようになるまでどれだけかかる? ドラマ設定上、どう見ても退院後1~2週間なのに、そんな簡単に修得できることとはとても思えない。 そういうこと調べたのか?
あるいは終盤のクライマックスを迎える作業現場。少しでも、あの手の現場の安全管理を知っている人にはあり得ない言動(美夏というより作業現場の人の)。いくら演出でもだ。別にあんなあり得ない言動をさせなくても、あのシーンは創れたはず。
そんな方に目が行くから、クライマックスで全く感情移入できず。
一事が万事、「そんなの有り得ないだろ」がそこかしこに。
もう1つ大きなガッカリは浜辺美波が可愛くない。
理由は役柄上ほとんど笑顔が無く、表情が冴えないからだ。 やはり表情は重要だなと思う。 作品・設定上仕方の無い部分なのだけど、もう少し撮り方はあると思う。笑顔が少ないのは仕方ないとしても、ラストには飛切りステキな印象的な笑顔のシーンを持って来るとか。 要するに、「ヒロインをキレイに撮る」という努力が監督に欠如してると言いたい。ヒロイン至上主義の俺には、致命的なマイナスポイント。
ということで、
主演俳優に興味の無い人にはと勧められないし、美波ファンにさえ勧めない。
観て良いと思えるのは、精々山田涼介ファンくらい?
ありきたりなラブストーリーではないけれど
声を出さない青年と視力を失った音大生の静かで儚い恋模様にすごく心が洗われた気がします。
ラブストーリーといえば、胸きゅんを求められ、本作はそのような要素は無く、もしかすると物足りないと感じる方も多いのかもしれません。
でも私は、2人の静かでありながらもお互いを思いやる優しさと温かみがラブストーリーとして十分すぎるほど胸に刺さりました。
特に印象的だったのは、最初の方のただ毎日息することだけに日々を見いだしてるような何事も諦めたような蒼の目線から、
美夏と出会ったことでピアノを弾く彼女を愛しく優しく見守る温かみのある目線に変わった瞬間はとても心が震えました。
蒼は特に、セリフが無いからこそ、今思っている感情や気持ち1つ1つが声以外の表情や佇まいからすべて伝わってきて、凄い演技力だと思いました。
言葉がなくても目の瞬きとか唇が震えてる感じとか起こす行動から彼の想いが溢れていて、今思い出すだけでも胸がぎゅっと苦しくなります。
"静"の時間は2人が静かにゆっくりと歩み寄る時間だったからこそ、
"動"の時間が続くと少し息のしづらさを感じてしまいました。その正反対の描写がこの映画にはあるのがすごく新鮮に感じました。
でも、どちらもただただ2人が幸せになれる方向に進んで欲しいと気持ちを昂らせてくれる演出なのだと思うと、すごく納得がいきました。
一巡したからこそ、それぞれの役の気持ちまでもっと細部まで確認してみたいなと思ったので、またリピートしに行きます。
もう少し欲しい
浜辺美波の映画はあまりハズレがないと思うので観た。君の膵臓をたべたいや約束のネバーランドは非常に良かった。今回も事故で目に障害がある役を見事に演じていたが、物語の構成が雑で残念。もう少しラブストーリーとして欲しかった。
王道のラブストーリーを
期待してた。
山田涼介に浜辺美波。久石譲の音楽。もったいない。
なんだろう。エキストラの学生さんたちのように全体に覇気がない。古田新太を含めて脇役の人たちみんながそれぞれの役になんの思い入れもないような感じというか。画面に緊張感がない。
(比べてはダメだけど、「笑いのカイブツ」の菅田将暉の居酒屋のシーンみたいな心に刺さるシーンが欲しかった)
恋してしまうあたりのワクワク感や、ピアノ代わって弾いてもらう(無理があるけど)あたりのバレるかどうかのじれったさ感が上手く描けてなかったように思う。
途中から、チャップリンの「街の灯」や、横浜流星と吉高由里子が出てたやつみたいなのがしたいんだろうなって気づいたけど、持っていき方が下手なのかな。
わかっててもハラハラしない。
せっかくなら、もっと輝いている山田涼介と浜辺美波が観たかった。
フィクションだとしても展開が
いい役者さん揃いなのにもったいない感じがするのは何故なんだろう。音楽も映像も素敵。
そもそも蒼は夢を持たなくて闇のある役だけど、歩き方とかちょっとコミカルだったし、仲間の中では怖いキャラというより小さくて可愛い青年っぽいし。
心根は優しくてピュアってことなんだろうか。
野村周平はエリート一家の中でやさぐれてる?
でも実力はあるのか?
そっち側の人とこっち側の人で分けてる現実はあると思うけど…
全員好きな役者さんなんだけど、ラストの1人ずつドアップシーンで気持ちが冷めていってしまった。
ハッピーエンドだよね?たぶん。
ピアノ演奏が素敵 切ないな~
夢の無い生活に降りてきた素敵な夢 ナミヤ雑貨店の奇蹟以来山田涼介映画とテレビは観てきましたがバッドランズもそうですが切ない作品でした 二人ともピアノ初心者だそうだが野村周平めちゃめちゃ上手い!いつも思うが役者ってすごいな~
もはや邦画はアニメ以外見ない方が良いかも
ゴールデンカムイを見たかったけど同行者の希望でこちらに…退屈きわまりない時間だった。多分音楽だけは評価される気がするが演出・脚本・演者の演技等々どれひとつとして及第点に達してないな…
宣伝見て、口コミ確認し、 ❨今となっては…さくらの口コミだったのか?❩ 感動させてくれると?…と期待したのだが…
残念過ぎるほど…内容の薄い作品〜日本映画界、さらなる駄作の排出♪
良い題材を駄作にしてしまったのか?微妙ではあるが、格闘技やってて、音楽の世界に生きる人たちが居て…??なんか、余分な設定のオンパレードでガチャガチャでの急展開のてんこ盛り、笑。
浜辺さんもシン・仮面ライダーで出演作選びスベったな、、というところからゴジラ-1.0で挽回!
そして…今回の愚作出演、
こういうテーマは韓流の方が上だと思うので浜辺さんもラブストーリー系やりたい時は韓国の撮りの方がまだマシかも?
しかし…日本映画界自体の低迷はこれからも続くんだなぁ〜と…アニメ主体の時代は変わらず♪
類似作品の…『きみの瞳が問いかけている』くらいには感動させてくれるかと期待…したが、時間と無駄な出費にわれながら失笑…(ToT)
頓珍漢ラブコメディ
山田君が浜辺美波をストーカーするが、自分を隠すのが下手すぎて、すぐバレてしまう。
そういった一連の行動を笑えるかどうかがこの映画の印象を決定づけると思う。繊細な恋愛を求めていると、は?ふざけんなとなるし、私みたいにたまたま入った客は、え?そういう展開?とか思って面白がる。
勘違い注意。
CMなどでロマンチックラブ展開っぽいと想像、音楽も久石譲さん!おぉー。
期待して鑑賞。
違いましたー。
『ミッドナイトスワン』の監督、甘い恋愛ものじゃないしっかり重めだと何故気づかなかったのか。
キラキラではない、どっしりとした恋愛のお話。
そしてネタバレととれるような場面も予告CMであり。。
個人的には全体が重めなのでその場面を頼りに最後までみれたけれどあまりない手法だなぁと。
あと、個人的には久石さんの音楽も効果的に耳に届く感じではありませんでした。
ジブリはとても印象的に使われていて無意識でも届くような感じだけれど、まぁ、作品違うし使い方も違ったのかな。
少し脚本も不思議に感じました。
野村さん演じる北村の言動が不可解。一貫性、繋がりが感じられず支離滅裂に感じてしまった。
気まぐれなどで片付けられない点も多く二重人格じゃないと解決できないほどだった。
脚本も監督が書いているんだよなぁ。。。不可解。
グロ場面も少しあり、キラキラ山田くんをみようと思ったらみれないかも。
おでこを出して猛ダッシュしているところだけ少しキラキラが漏れていました。
しかし監督も仰っていたけれど山田さんは普段キラキラだけれどそれを消して重め映画によく出て、ちゃんと毎回成立させている。キラキラが漏れちゃう人もたくさんいるのに。
稀有な方だなぁと改めて実感。
予告をみて、引き込まれたから観に行ってきました。 少し期待はずれを...
予告をみて、引き込まれたから観に行ってきました。
少し期待はずれを感じた。
あおいが改心するに至ったきっかけや人の夢を応援する背景が描かれていたらと思った。
ガムランボール基点での主人公達の関わりは良かった。
脚本がダメなのかな
同じキャストで、脚本を替えたら、凄くいい映画ができそう。
これは、人にも勧められないし、
何度も観たいと思える映画ではないな。
暴力的なシーンも不要だった。
ヒロインの魅力を感じさせるシーンが欲しかったな。
キャストや音楽が良かっただけに、めっちゃ残念。
誰か、おかしいですよ。この展開って、言ってあげられなかったのかな。
切なさもキュンも足りません!
予告から、「もうこれ絶対泣ける切ないラブストーリーじゃん!」と期待して鑑賞してきました。結果、その予想と期待は空振りに終わりました。
ストーリーは、声を出すことができない青年・沢田蒼が、交通事故で視力を失った音大生・甚内美夏に出会い、心折れずに生きる彼女に惹かれるものの、なかなか自分の思いを伝えられず、偶然見かけたピアノが上手い北村悠真に、自分の代わりにピアノを弾いて彼女に聴かせてほしいと金を渡して頼むが、これが原因となってトラブルに巻き込まれていくというもの。
過去に陰をもつ青年が、自分にはない輝きをもつ女性に惹かれ、正体を隠しながら彼女のために健気に尽くすが、代役として仕立てた男に横取りされそうになるという流れは、概ね予想通りとはいえ、悪くなかったです。温かさと切なさを感じる蒼の眼差し、三角関係に発展しそうな展開、キーアイテムとしてのガムランボールなど、どれもラブストーリーのよい演出となっていたと思います。
しかし、後半になって周囲の人間が絡み始めたところから、物語があらぬ方向に転がっていきます。これは完全に予想外でしたし、結果としてマイナスだったのではないかと思います。少なくとも浜辺美波さんにあんなことさせてほしくなかったです。美夏がそれほど蒼を大切に思っていたということなのかもしれませんが、そもそもいつの間にそんなに強い思いを抱くようになったのか、よくわかりません。もっと映像でそれを感じさせてほしかったです。
また、蒼についても同様で、なぜあそこまで美夏のために尽くしたのか、何が彼を突き動かしていたのか、もっと映像で納得させてほしかったです。もちろん理屈の上ではわかるのですが、心でそれを感じないと共感できず、感動もできません。
いっそ暴力要素は一切排除して、もっと人物の背景や心の変化をじっくりと描き、すれ違い、届かなかった思いが、最後にやっと通じ合い、愛はどんな障害も乗り越える強さがあるのだと感じさせてほしかったです。そういう意味では、本作は切なさもキュンも全く足りていなくて残念でした。
主演は、山田涼介くんと浜辺美波さんで、声を出せなかったり目が見えなかったりという難しい役どころでしたが、お二人とも好演しています。脇を固めるのは、野村周平くん、吉村界人くん、中島歩さん、円井わんさん、古田新太さんらで、それぞれに持ち味を発揮しています。
音楽は素敵。役者も魅力的。
音楽の雰囲気からしても、繊細なラブストーリだと思って見てると唐突にエグいシーンがぶっこまれる。
キャラにも一貫性がない。
主人公は、お決まりの事故か過失かで全科あるとかかと思ったら、ふつーに刺しに行ってるやベーやつだし。そこでオリジナリティだしてどうすんねん。
ヒロインにしてもそう。キャラがぶれすぎ。
音楽の入れ方とかは好きだし、終わりかたも胸クソではなかったからそれなりに満足してるけど。
まぁ、もう一度見たいとはならないかな。
恋するには無理がある?
この展開で助けてくれた人に恋心を抱いていたらどうなるのでしょうか?事故で視力を失った場合その他の感覚が普通よりも敏感になるまでには時間がかかるのでは。会話もできない相手を手の感触だけで好意を抱く事はないと思う。まして役柄はリッチなお嬢様で高飛車な感じのヒロインでは恐怖心や不信感が先行して邪魔するはず。共通の友人もいないし???の連続で感情移入できず、挙句に暴力系とはストーリーの展開的にも難色であった。残念😢
結果として推しの浜辺美波ちゃんに⭐️3
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