エクソシスト 信じる者のレビュー・感想・評価
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堅実につくられた「名作ホラーの続編」だが、個人的にこのエンディングは感じ悪すぎる。
通例、名作ホラーの最新VFXによるリメイク系作品には足を運ばないのだが、『ゲット・アウト』(17)のブラムハウスがやるのならちょっと興味があるというのと、この夏亡くなった旧版の監督ウィリアム・フリードキンの追悼を兼ねて、レイトショーで行ってきた。
先に言っておくと、出来はそれなりによかったと思う。
さすがはブラムハウスで、一定のクオリティはちゃんとクリアしてきたような。
テンポの上げ下げ(緊迫してくるとカットが目まぐるしく切り替わる)とか、ちょっとした不穏な風景や事物のショットの挿入の仕方とか、技術的には結構手の込んだことをしていたし。
旧作の持つ驚くべき画格の高さ(ジャンル映画感がまったくない)や、寒々としたひりひりするような緊迫感は望むべくもないが、少なくとも、一定のリスペクトと内容研究を経て作られた続編であることは、ちゃんと伝わってきた。
ただ、観終わって思ったことがいくつかあって、
●看板やポスターに使ってた、教会中の信徒がリーガン化してる絵柄見て、「ポゼッション(悪魔憑き)」×「ゾンビ化」という新機軸の展開を大いに期待して観に行ったのに、まるでそんな要素は皆無の映画だった! まあまあ詐欺じゃないのか、これは??
(なんか今回も『ハロウィン』と同様、実は三部作になる予定らしいから、この「あと」そういうアポカリプス的な展開が待っているのかもしれないが)
●「今度はダブル悪魔憑きだ!」って、黒人&白人の少女のセットなのかよ。
こんなジャンルにまで、「ファッションフォトの呪い」と同様の「ポリティカルコレクトネス」が広がってきてるのかと思うとげんなりしてくる……。
続編があったら、今度はトリプル悪魔憑きで、黒人&白人&東洋人の三色団子になるぞ、絶対……。
●細かいところにはネタバレになるから深入りしないけど、作中でくだらない下衆いこと言ったり、協調性に欠く行動とったり、相手に対して不寛容な態度をとったり、大事なところで心の弱さを見せてしくじったりするのが、全部「白人」サイドってつくりは、さすがにどうなんだろうね?? で結局あのラストでしょう?? なんだろ、このあまりの「落差」は? ここまでくると(監督が白人で主演が黒人っていう配置も含めて)なんだかいろいろ考えさせられるよなあ。
ま、このところ映画が始まる前の宣伝で、毎回毎回『ウィッシュ』の黒人少女が歌い踊ってるのを繰り返し観させられて、いいかげんうんざりしてきてるせいで、八つ当たりで癇に障ってるだけかもしれませんが(笑)。
●その割に番宣では基本お友達の「キャサリン」のほうのヴィジュアルばっかり使われてるのって、リンダ・ブレアのイメージを引っ張ってるんだろうけど、本来のヒロインは黒人の少女のほうなのに、本国としてはそれでOKなんだろうか??
「隠しネタ」ってより、日本の宣伝会社が「いやあ黒人の少女がリーガン化してもお客さんぜったい観に来ないっしょ」みたいなムーヴ見せてる感じがするんだけど。
本国がその「擬態」に無条件でOK出してるとするなら、それはそれでどうかと思うわけで。
●旧作は「母と娘の物語」でもあったが、今回は「父と娘」の物語。やっぱりそれも時代というものか。
ちなみに、この設定にすると、娘を風呂に入れたり、着替えさせたり、身体の傷を確認したり、性的暴行の有無を確認したりと、さまざまなシチュエイションにおいて「親が横についていてやると逆にセクハラ」みたいなことになってて、大変に気を遣う作劇上の難しさをかかえていた。
●楽曲として「チューブラーベルズ」を使うのは大いに結構なんだけど、あの曲のキモはメインの旋律にあるんじゃなくて、多重録音で上へ上へとダサいギターソロやらコケ威しの効果音やら人間の声やらが乗っかっていくのがミソなのに、ぜんぜんその要素はオミットされてるんだよなあ。
●前作の『エクソシスト』は、ホラーである以上にきわめてシリアスな「宗教映画」だったといってもいい。
転じて今回の作品は、旧態然とした信仰が力を喪うなかで、神の実在に確信がもてなくなった人々(民衆も教会も)が、「カトリックの儀礼」ではなく、さまざまな宗教勢力(カトリック、バプテスト派、ウィッカ、ブードゥー、無宗教などなど)の「紐帯」と「連帯」という形で、「なんとなく一神教のヤハヴェを信じてる連」でゆるやかにつながって悪魔に立ち向かおうとする。
そんなことできんのかよ、と思って観ていたら、案の定うまくいかない部分もどんどん出てくるわけだが、じゃあ本家本元のカトリック勢力の活躍ぶりはというと、儀式は公的に●●になるわ、飛び入りの神父は●●●●わと、ホントろくな扱いじゃない(笑)。
というか、カトリックの人これ見たらけっこう激怒するんじゃないの? アメリカでも福音派と同じくらいはいたと思うんだが……大丈夫なのかな?
●てか、見よう見真似で、元見習い修道女とか、ペンテコステ派とか、ブードゥーの呪い師あたりの素人集団が勝手に「エクソシズム(悪魔祓い)」の儀式をやるのって、普通に考えて「悪魔のつけ入る隙しかない」くらいに危険でヤバそうな行為だと思うんだけど、どうなんだろう? でも結局、「呪詛返し」のような形で「本当にひどい目に遇う」のは、適当やってる寄せ集めの民間人じゃなくて、●●のほうなので、さらにモヤっとする。
●なんか今回の悪魔って、強いんだか弱いんだかよくわからないんだよね。
しきりに「口」で煽って相手に付け込もうとするので、力の発現になんらかのセーブがかかってて出来ることに限界があるのかな、とか思ってたら、やにわに身体的暴力やポルターガイスト、テレキネシスを発揮して、相手にえげつない直接的攻撃を加えたりもしてくる。そのバランスが微妙にとれていないので、「おいおい、そんだけやれるんなら最初からやれよ」と思ったりもする。
あと「口」で煽るやり方も、「相手しか知らない秘密の暴露」一辺倒で、あまり芸がない。
で、言われた人間のほうも、それで思い悩んで葛藤したり信仰を揺るがせたりするのかというと、ほとんどそういう内面に踏み込んだシーンはない。ただ単に「ひるんで」「攻撃力が落ち」「敵の攻撃の当たり判定が高まる」という「ステータスの弱体化」がみられるだけである。このあたりがやっぱり、旧作にははるかに及ばない部分なんだろうなと。
●エンディング、すでに●●の存在すら忘れていたので、意外なオチだったといえば意外なオチだったが、なんか猛烈にデジャヴがあるなと思ったら、『インディ・ジョーンズと運命のダイアル』のラストでした(笑)。
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……と、あんまり下げることばっかり言ってるとなんだか感じが悪いので、観ていて面白かった部分についても一応列挙しておく。
●冒頭のハイチ地震。「震災」の悲惨な体験によって主人公のなかで従来のキリスト教信仰に疑念が生じて、無神論者になっている感覚は、日本人である我々にとっては「とても得心がいく」理由だと思う。
●『エクソシスト』の出だしが、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)の「魔の森の探検」だったり、シスターフッド×失踪という『ピクニック at ハンギング・ロック』(75)みたいなネタだったりするのは、結構新鮮だった。
悪魔憑きのきっかけがコックリさん(みたいなの)というのも、今風のアレンジとしては王道で良かった。(ただこの二人がなんで憑かれたか、なんでWで憑かれたか、二人がお祈りしてた地下壕はもともとなんのための場所なのか、などの基本的な理由やロジックがあかされないので、ちょっともやもやする。)
●シンパパとひとり娘の距離感というのは、そこそこ上手く表現できていたと思う。悪魔憑きが始まってからも、旧作以上に「娘の考えていることがよくわからない恐怖」「昨日までなついてくれていた娘に急に反抗される恐怖」「娘のやってくる悪戯が得体が知れない執着を感じさせてなんか恐い」「娘の女の子特有の部分にずけずけ立ち入れない不便さ」といった、「娘親の抱きがちな日常的でリアルな悩み」に寄り添って、全般の描写がなされている感じがする。
●娘のふたりとも、「失踪から見つかった直後の不安定な状態」と「完全に悪魔憑きになって汚言と自傷で別人のようになった状態」の「あいだ」の時期がけっこうしっかり描かれていて、『エクソシスト』が「アンファン・テリブルもの」の一典型であることを強調してきている印象。あるいは、リアルに心に問題を抱えた児童や自閉スペクトラム症の児童をベースに敢えて意識した形で、それらに「寄せた」描写になっている点も見逃せない。
●特撮は総じてよく頑張っていたと思う。というか、敢えてVFXの最新技術を強調するよりも、特殊メイクアップで頑張ってる部分を強調していて、そうすることで旧作へのリスペクトを押し出そうとしているのはちゃんと伝わった。
●キャサリンの妹がめたくそ可愛い……でも弟もろとも途中でフェイドアウトして忘れ去られたように出てこなくなってしまった。ラストくらいはどうしてるかもうちょっとちゃんと描けばいいのに。
●脇役だと、やはりアン・ダウドの隣人が良い。
口うるさいけど、実はとても心根が優しく気にかけてくれている存在。
医者を生業としていて科学的な知識もあるのに、宗教的な秘儀にも知識が深いという清濁併せ呑むありようを、製作者が「現代に生きる人間の理想像」と見ているのがよくわかる。
あと、クリスを前作に引き続いて演じているエレン・バースティンは、佇まいにさすがの風格がある。てか、この人90過ぎてるんだよな。実はこの人がいちばんバケモンなのでは?(笑)
ちなみに、クリスが娘にやったことに対して抱えてる苦悩って、『積み木くずし』の穂積隆信が言ってたことと一緒だよね。実際、彼の場合は娘を35歳で亡くしてるわけで。
●キャサリンが教会で荒れ狂うシーン、何かに似ているなと思ったら、ジャック・ケッチャム原作の『ザ・ウーマン』シリーズの『ダーリン』(21)でした。
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というわけで、楽しめた・楽しめない、だけでいうと、スピーディーな展開とはったりのきいたスリラー演出がきちんと成されていて、ふつうに「楽しめた」。
点数自体、4くらい付けてもいいかな、と当初思っていたくらいなのだが、ではなぜ1点減点したかというと、どうしてもラストの処理に納得がいかなかったからだ。
まあ、話の流れ上、こうせざるを得なかったってことなんだろうけど……。
なんか結局、「党派的」な政治的スタンスのせいでこんな結末になっちゃった感じがして、違和感があったんだよね。
どうせ●●層の●●はバカで、蒙昧で、短絡的で、一生懸命教会通ってても宗教の本質すらわかってなくて、いざというときにもろくに役に立たないばかりか、要らないことして自滅してやがんの、だから言ってただろ、こういう連中がアメリカの癌なんだって――みたいな、これみよがしな「ざまーみろ」感をなんとなく感じちゃったんだよね。
だからって、そんなひどい「罰」与えちゃうんだ、みたいな違和感。
「連帯」とか「寛容」とか言う連中にかぎって、敵対的な相手勢力に対して攻撃的なのは今に始まったことじゃないが、ここまで露骨な形で、対比的に「天国と地獄」を設定されると、さすがにいい気分では劇場を後にできなかったということだ。
エクスシスト?
悪魔憑きが判明するまでが長すぎる
途中に出てくる有名人のお婆さん大したこともせず直ぐに退場するのに重要人物扱いだし何の意味が?
ヴァチカンの神父さまヘボすぎだし(ラッセル・クロウと相棒を呼んでこいよw)
一番効果があったお祓いがキリスト関係なくネイチャー系だったり
最後もあれで良いのか?
もうやめたら?
はぁ...。もう嫌だよ。今年はなんでこんなにもホラーが面白くないんだよ。2023年も終わろうとしているのに、ここに来てワーストランキング更新。これを三部作やるって、全くどんな神経してんだか。頼むから、ホラーする気ないならさっさと退散した方がいいと思うんですけど。
最近、ずいぶん前の名作の名を借りてリメイクするのが流行っているけど、本当に冗談抜きでやめた方がいいと思う。その名作を汚すことにもなるし、そもそもこんなやり方でお金稼ごうなんて卑怯すぎる。正当なリメイク、正当な続編だったら納得できるけど、本作にはリスペクトの欠片も感じないんだもん。やってることがしょうもなさ過ぎる。ねぇ、誰のために映画作ってんの?
ジャンプスケアを多用する映画は、クソだ。
ホラーでもなんでもないシーンのボリュームをいちいち爆上げして驚かせる。未だにそんな古典的なことやって、どこのどいつか満足するんだよ。ちゃんとした恐怖で勝負してくれ。そんな見せかけの驚きはとっくに飽きてる。悪魔でビビらせてくれ。「死霊館のシスター2」もそうだけど、悪魔祓いというワードをアメリカは安売りしすぎている。
それでも、前半は割と良かった。
黒人親子のストーリーは興味深かったし、悪魔が徐々に迫りきているような展開も面白かった。なのに、フリがこれっぽっちも生かされていない。期待だけさせといて、中身はとことんダメ。ホラーとしても、人間ドラマとしても、そもそも映画としても、ハッキリ言ってクソ。とても2023年の映画とは思えない。こんな映画を作ろうとした製作陣が怖い。。。ホラーってそういう事?
アメリカは何故だか面白いホラーを作れない。
CGやVFX技術はこれほどまでに進化しているのに、何故だか一向にホラーだけは安っぽい。どうしてかな。予算かけなくても、どうせ見てくれるんだろとでも思ってるのかな。呆れた。
No Believe
初代の「エクソシスト」をギリギリに鑑賞してから今作を鑑賞。できるなら吹替で鑑賞したかったんですが、微妙な時間帯にしか無かったので泣く泣く字幕で鑑賞。案の定、体感5分くらい寝ました笑
じわじわと責めてくるタイプのホラーではなく、ドカンと音を出したり、絶叫したりとするタイプだったので、背面ブリッジほどの強烈なインパクトがありませんでしたし、ボリュームが振り切っていたのかうるさいと思うシーンも度々あったのがキツかったです。
様々な国の宗教が入り乱れており、その点でも結構混乱しましたし、1本目の正統派続編と謳う割にはツギハギで作ったなー感が否めなかったです。もうアメリカ映画ではマストな偉大な過去作に多様性をエッセンスする流れはやはり好きになれずでした。
子役2人はメイクの関係もあると思いますが、素晴らしい演技力もあっておどろおどろしさ全開でとても良かったです。
神父が出てきた瞬間、やっとエクソシストが始まるなー!と思ったらあっさり首をパーフェクトクローザー状態になってしまって唖然としました。
終わり方もこれで解決したの?ってくらいあっさりしていましたし、三部作構成ってまだこんな感じのが2本も続くのかと思うと首を傾げざるを得ませんでした。
次回作もそこまで期待はしていませんが、まぁ映画ファンのお布施だと思って観に行こうと思います。
鑑賞日 12/3
鑑賞時間 12:20〜14:25
座席 S-36
たしかに【正統派続編】
今作の主役は黒人と白人の少女2人。悪霊がとりつく理由も方法も初代『エクソシスト』とはまったく別物。一体どこに正統派の要素が?
物語は冒頭から2人の少女の関係や、親子関係を丁寧に描いていく。ブラムハウス・スリラーの真骨頂ともいえる緊張感が凄い。
さらに、恐らくワザとだと思えるくらい初代とはストーリーの流れも内容も変えていて、続編と言いながらも踏襲はしないということか。
最近のホラーにあるような家族の葛藤なども織り込んで時代に対応してるが、それが今作では良い方に作用している。
ただ肝心の悪霊祓いのシーンは圧倒的に物足りない。初代であったような悪霊との息詰まるようなバトルではなく、その場しのぎのような行為ばかり。キリスト教神父によるエクソシスト行為もローマに断られたため、自分たちでやるはめに。アフリカの宗教を取り入れたり医療機械を入れて心電図を見たりと、どうにも説得力に欠ける有り様。
映画冒頭でハイチかな?の土俗的宗教家のお祈りを受けていたのでそれがラストに効いてくるのか?!と期待していたがそうでもなく、いったいあのおまじないは何だったのか。
結局、エレン・バースティンとリンダ・ブレアのツーショットを出すことで【正統派続編】といえることになったが、まあそれだけ。
フリードキンが凄かったと再認識できた本作でした。
「ご近所エクソシスト」w
エクソシスト1は神映画、2、3、ビギニングもそこそこ好きです。(ビギニング/ドミニオンは論外w)
ただ今回のビリーバーはそんなエクソシストのエッセンスがまるで拾われてない。
スケールも小さくご近所どうしで無名の役者達が悪魔?と対峙するw パズズの「パ」の字も出てこない
タイトルが「ご近所エクソシスト」なら許すよw
そして最後のオチが本当に無駄でもったいないオバケ👻
正当な続編!え?正当?いや!これは正当な続編です!!!!
大好きなエクソシストシリーズ!正当な続編!待ってましたーー!!!!
鑑賞前に新宿で開催されていた「リアル・ブラムハウス」という展示イベントでテンションMAXにしてから鑑賞🎬
できるだけ情報を知らない状態で映画を観ようと思っていたんだけど、リアル・ブラムハウスのスタッフさんから「今までの話全く関係ないですよー」という情報が…笑笑
それだけは耳にしてから観ることになりました…!
エクソシストシリーズ観たことない人も気になったら観て大丈夫🙆♀️
リーガンが悪魔祓いをした世界線でまた違う家族が巻き込まれる物語。
確かに、全く新しい物語。
…え?本当に正当な続編????って思って思いながら見ていたけれど!!!
シリーズファン大歓喜!!
ドラマシリーズとも繋がるものがありスゲェなって拍手and脱帽です!!
ホラー好きどうしても変なとこで笑っちゃうのよね…🥹
一緒に行った子と2人でケラケラ笑ってしまった…笑
「お前がエクソシストになるんだ!」展開大好きすぎた〜🥹ケラケラ笑った!!
最後の方、かなり泣かせに来たよね?!
思わずウルウル感動してしまったよ…!
今回メインの除霊される女の子2人なのに
パネルやポスター女の子が1人しかいないものが多くて
ずっと謎に思ってたけど映画観たら全部解明されたよ🥹
そういうことだったんだね…!
今までのエクソシストとはかなり一新した内容と展開で
グロさも心臓ドキッとシーンもかなり少なめに感じたので、これを機会に色んな人にホラー観てもらいたいな!
究極の選択
今夏一作目を劇場で鑑賞したので、続編の今作も観るでしょと映画館へ💨
はっきり言って可もなく不可もなくの感想なのだが、最後の最後でサプライズ場面がアッサリとあり、そこが一番の見せ場かなと
フリードキンが今年亡くなったと言うことで、これを期に元祖を観るのが一番かな、と
予告編は観ないで劇場へ
“「エクソシスト」の正当な続編”の謳い文句にかなり期待して劇場へ…。
2も3も本家との真っ向勝負を避け、それぞれの違う切り口・スタイルで良い映画でした。
が、今回は…
本家をかなり薄めて薄めた表面的な“怖さ“しか伝わってこない。
冒頭のハイチのエピソードを見れば、クライマックスの”子供の選択“は、悪魔が究極の選択を迫るという重要なポイントであるはずだが…。
こちとら予告編でそのこと知っちゃってるため衝撃度は半減以下。
”子供の選択“なら「ソフィーの選択」の方がよっぽど怖い。
この映画の予告編、確かに本編を観たくなる内容だとは思うが他にも(ネタバレにつながるので言いませんが)ミスリード的な部分が見受けられる。
是非、未見の方は予告編を見ずに、まっさらで観ることをおすすめします。
私にとっての「エクソシスト」の正当な続編は、TVシリーズですね。
続編に名作なして事で・・・ちょっと残念
「エクソシスト」の新たな続編の噂を以前から知っていて、いよいよ公開まじかになったので、「エクソシスト」の2、3、ビギニング(ビギニングは続編と言うよりスピンオフですが)と見直しましたが、どの作品もウイリアム・フリドーキン監督の「エクソシスト」を越えられる作品ではなかったですが、しかし、1本の作品考えれば、決してどれも悪い作品ではなく、今回の作品は、これまでの作られた「エクソシスト」の関連作品をなかったことにして改めて作ったのだろうから、相当な覚悟があるんだろうなと思っていたので、楽しみにしていました。
まずは初日に行ったのですが、あまりお客の入りが悪かったので、エクソシスト世代として少しショック・・・・
まずは、本作品、音なので脅かすシーンはいらないようね。
ホラーというよりもオカルト映画だと思うので、見ているこちらに精神的にグイグイくるような作品にして欲しかったな・・・
しかし、正直、「エクソシスト」と繋げていくようなエピソードが弱いと思うよな、元祖「エクソシスト」が、教会側、神父側から悪罵払いを描いていたように感じるのだが、本作品は、憑依された事が題材になっているのかな・・・
描き方も、別に本作品も「エクソシスト」の続編として捉えなくてもよかったかな、期待感を持って臨んでしまったので、本作品がやはり薄ぺらい印象もあるかな・・・
強いて評価出来るのは、結末は私好み!本作品、聞いた話では3部作にするとは聞いているので、本作品がある程度本国でヒットしているので、次回は、もう一人を連れていく話かもしれないかな・・・
俺的には次回作として、リンダ・ブレアの登場で話を展開して欲しいと思っていたけど、「えっ」思うこともあった・・・しかし、ラストのこの展開もわざとらしい・・・
結局、エクソシストの続編に名作なして事で・・・ちょっと残念です。
無理して作った続編
1973年のエクソシストの1作目は早朝の行列に並んで衝撃を受けて映画館を出た印象深い作品でした。
その後2作続編が作られて見てます。
1作目のフリードキン版は別格の出来でしたが続編としては2も3も見ごたえはあった記憶があります。
さて今回は1作目の母親役のエレン・バースティンも出演している正当な続編という触れ込みでしたが、
結果的には悪いところばかりが気になるストーリーで、改めて1作目のすばらしさを認識しました。
1作目の脚本と演出の凄さは必見で出演者達がどれだけリアリティを感じさせる演技をしていたかを
見てない方には一度は体験してほしいです。
今回の続編はおすすめ度はかなり低いです。お金を払って見る必要はないでしょう。一作目は是非ご覧下さい。
少女は悪魔と旅立った
楳図かずおの漫画とテレビで観た本家エクソシストが恐怖の原風景。
予告編で蘇るあの日の恐怖。
本日スクリーンで観たのはただのホラー映画。
リンダ・ブレアはテータム・オニールに負けてオスカーを逃した。その後二人の少女は本物の悪魔と旅立つ。ドラッグという名の。
あの顛末を本に書いたら家族崩壊?積木くずしを参考にしましたか。あの未曾有の大ヒット作からも二人の少女が悪魔に翻弄されていた。
我々は少女が悪魔に愛されるのを観たくてたまらないのだろう。
本作がひっそり終わり、二人の少女女優の未来が健やかである事を。
悪魔が彼女達に微笑みかけるのはこれからなのだから。
悪魔祓い
悪魔祓いが身近ではないからか怖くないし、全体的にストーリーも浅かった印象。悪魔系映画に多いですが、乗り移った悪魔が駆け引き上手でそこが見どころですね。思ったよりさくっと観れて、重たくはなかったです。前作は一応知っておくと良いのかなぁと。子役の演技がなかなか良くて、拍手を送りたいです!!がんばったね!!
副題通り。
エクソシストの続編でエレンもリンダも登場したら映画の格はそれだけで上がるけれどそこまでだった。神父様達が絡んでこないからやってることはただの危ない宗教儀式に。犬達とか白いカーテンとかそこかしこにエクソシストへのオマージュは感じるんだけどいかんせん作品自体が怖くない。リンダブレアの可憐さが悪魔付きをさらに恐怖にさせてたことに今更ながら気がついた。
親にとって、これ以上の恐怖があるのか
生まれる前に公開され、オカルト映画金字塔となった#エクソシスト
ただ、私は本作を観る前に派生作品をたくさん見てしまったので、とくに印象は残ってないし、どのあたりが最も観衆に衝撃を与えたのか、どうもピンとこない。
なんと50年を経て続編が公開されるとは。
驚くべきはリーガンの母親役である#エレンバースティン の出演。90すぎても現役でお美しい✨
映画自体は評価が低く、「怖くない」とのレビューが目についたが、
そもそもホラー映画は露出があれば良いものでもないし、見どころは悪魔=人の心の弱い部分の葛藤ではないかと思う。
2人の少女、どちらを生かすか「選べ」
その選択を突きつけられたときに、大切な娘の命を秤にかけられたときに、親は選ばずにおれるだろうか。
本職の悪魔祓いはまだ登場せず、
近所の住人や宗教の垣根をこえ、悪魔祓いの本質を違う解釈した試みも興味深い。
続編があるような終わり方と思ったら、3部作の序盤とのこと。
なるほど、ハイチの祝福が本編にどう作用するのか、悪魔パズスが何を企んでいるのか、50年を経てついに祓われるのか、
続編が楽しみである。
オリジナルキャスト出てるのにもったいない
2023年劇場鑑賞289本目。
エクソシストの正統続編ということでしたが、最初に至ってはこれエクソシストであってる?違うスクリーンに入っちゃった?と思いましたがこの時はまだ悪魔いなかったから仕方なかったみたいです。
しかしこの親子、豚はかわいそうだから食べないと言った後に肉で遊んだり、町会のルールを守らないことに注意されたら逆ギレしたり、迷惑な場所に停車してクラクション鳴らされまくっているのに平然と会話を続けたり、先生どころかクラスメイトにまでうるさがられているのに授業中喋り続けたり、たった十分でこんなにこの親子の事嫌いになる演出をした挙げ句に親を騙して悪魔儀式して取り憑かれてるんだからもう自業自得だよ!
実際悪魔がついたなこれ、というところで例のエクソシストのテーマがうっすら流れて、ああ、これ確かに正統な続編だという実感が湧きます。
しかしもったいないのが途中娘の悪魔祓いを体験したお母さんが出てくるのですが、それが初代エクソシストのオリジナルキャラクターで、演じている役者も本人というのを後で知りました。数秒当時の映像を挟むだけでそれが分かったのに本当にもったいないな、と思いました。
もう一つ気になったのがポスターの悪魔憑きの子は白人の女の子なのですが、どう考えてもこの映画のメインは黒人の子なので、これだけポリコレにうるさい時代に黒人より白人の方が映えるから的なの大丈夫なんですかね。
正しく信じる力
見ました。
第一作目も映画館🎥で見ました!一作目は悪魔描写のインパクトがかなり強かったです
今回は宗教信仰と言うより
人がより良く幸せと思う人生をおくりたいと強く思う
信じる力。最後に修道女になれなかった看護師の言葉がこの映画の全てですかね?
"Oh , My God !…"な映画
ちょっと色々と凝り過ぎてしまいましたかねぇ…もっとシンプルで良いのに…笑
なので、最後の"お祓い?"の場面がえらく雑に見えたんですが、気のせいでしょうか?笑
というか、あんなやり方あり?なんでしょうか…笑
色んなものが混ざり過ぎていたような…。それなら、もっととんでもない事を最後に起こして欲しかった笑
みんな地獄に落ちてしまうとか…そんなオチでもあれば、大いに笑えたのに。
*正当続編とのことですが、70〜80年代によく日本の映画会社が勝手に"PART2"を名乗って宣伝していた続編シリーズ物とあまり変わらない作品レベルかな…まあ、特殊効果は断然良いわけですが、物語としては続編でも何でも無い…こんな続編なら、何でもありやなぁと思いました。
首を1回転させれば続編やと思うな!笑
*あの"雰囲気"を期待すると、肩透かしです…ここにまた一つカルトなホラー・ムービーが誕生したと楽しむのが、この作品の正しい楽しみ方なのかも知れません(カルトならまだマシな方かも…作品の体裁はもう"100%ハリウッド製"ですから…当たり前か笑)。
ホラー映画が三度の飯よりも好き!という方は、どうぞ!笑
*病院関連で仕事をしているせいか、アメリカでは、黒人の子供は黒人の医師が、白人の子供には白人の医師が担当するんやなぁと、そんなトリビアな細部が気に掛かったり…(少なくともアジアのこの小さな国ではそんな事は起こらない笑)。
*本編前の広告で『アクアマン』の新作を宣伝していたんですが、アクアマンの相棒が『死霊館』シリーズのあの方で、変なコスチューム姿が笑えました…やっぱりホラー繋がりという事で、『エクソシスト』の観客と被るのでぶっ込んで来たんですかね笑…
ホント、メインの作品の内容よりも余計な事ばかり思い出します笑
*『エクソシスト』って、今では名作扱いですが、当時はホラー映画なんてちょっとした好きものが観る映画で、まともに評価されるなんて事は無かったという気がします。大体首が1回転するホラー映画なんてせいぜいゴジラやガメラだのと同じで所詮子供騙しな作品との扱いです。でも、当時でも"相当怖い"とのイメージはありました。当時は、ユリ・ゲラーだの心霊写真だのが流行っていて、"非日常"的で得体の知れないものに対する漠然とした恐怖というのはあったんですよね。現実社会でもハイジャックだの爆弾テロ、水俣病や光化学スモッグ、誘拐事件に銀行強盗…今では考えにくいような事が日常茶飯事で起こっていました。そんな時代にこの作品は嵌(はま)ったんだろうと今さらながら思います。神対悪魔という二項だけでなく、日常対非日常というテーマが、あの霧がかった寒ささえ覚える映像にリアルに映し出されて、もしかしたら得体の知れない恐ろしい事が我が身にも将来降りかかるのでは無いかという漠然とした恐怖を映していたんだろうと思います。
だから、この新作のように表面をただなぞっただけのような作品は、実は面白くも何ともないんですよね、残念ながら。
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