エクソシスト 信じる者のレビュー・感想・評価
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拍子抜けしました
1974年の『エクソシスト』から、ちょうど50年後のお話。
エクソシストシリーズにおいては、過去、1作目の『エクソシスト』『エクソシスト2』『エクソシスト3』まで観ており、『エクソシスト』においては、過去に何度か観ました。3においては、まあまあ好きな作品でこちらも何度か観ました。かなり昔なので、詳しいところを忘れており、最近、1から『エクソシスト ビギニング』まで4作通して観て、今回、この『エクソシスト 信じる者』に挑みました。でも、満足できなくて、正直なところ、がっかりしてしまいました。
どのような展開になるかわからない前半はまだよかったのですが、聖職者(神父)も存在しない悪魔払いに迫力がなく、まず、ここで興ざめしてしまいました。元修道女のナースは祈祷するも自信なさげで力不足。後から参加した神父は優柔不断であっという間にやられちゃいました。パズズって、すっごーい邪悪な悪魔ですやん! そんなもん、ちょっとやそっとで追い出せるわけないと思います。神父5人ぐらい出てきても太刀打ちできず、日本の坊さんがあとから3人位参戦する、ぐらいの悪魔を追い詰める緊迫感と荘厳な儀式が欲しかったです。また、一体の悪魔が2人の子供に取り憑いているっていうのは新発想だったのでしょうが、「こじつけ」のように感じてしまい、これも自分は違和感ありました。子供たちが森でこっくりさん(降霊)を行ったがために、別の悪魔がもう一体、降りてきた、みたいな感じの方が話も膨らみ自然な流れではないかと。
結局、キャサリンの父が「お前を選ぶよ」と、悪魔の口車に乗って叫んでしまったので、キャサリンが死んでしまったということなんでしょうが、アンジェラだけ助かったというのは後味悪かったです。キャサリンは「意識の戻らないまま」という状態にしてほしかったです。だいたい、キャサリンが亡くなっているのに、アンジェラ親子が抱き合ってもこのシーンは全く生きてこないです。
最後にナースのアンが「悪は何だと思う?」と、悪魔と人との関わり合いについて語るところがありますが、説明的すぎて、ここもあまり好きじゃありません。
第1作目のリーガンの母クリス(エレン・バースティン)が登場し、最後にリーガン(リンダ・ブレア)が出てきたところは、よかったです。出番はちょっとで友情出演みたいでしたが。エレン・バースティンは相当な年のはずなのに美を保っていました。リンダ・ブレアも愛らしい面影が残ってました。しかし、クリスの登場がなければ、正統続編と言うには、つながりが薄すぎるような。前半のハイチの地でヴィクターの妻が妊娠中に祈祷してもらったときに、悪魔(パズズ)と何らかの接触があったのかと思ったのですが、これは関係なかったようですし。
いろいろ書いてしまいましたが、エクソシストシリーズに思い入れがあり、期待しすぎたのかもしれません。
悪魔には個人情報がダダ漏れですよ
1973年の「エクソシスト」の正統な続編とうたってますが、これまでも正統な続編だと言われたのがあったような気がします(笑)
「エクソシスト2」も映画館で見たことは覚えてます。
これもちゃんとした続編で悪魔払いが不完全とかで(笑)フラッシュバックするリーガンに催眠術をかけるみたいな感じやったような。。。
3も見た気がするんだけど、内容は覚えてないです
他はテレビシリーズも見ました。これもちゃんとした続編でリーガンの子供達が悪魔に憑依されるお話。
もうたくさんあり過ぎて、何が何だかわからないです😅
今回は子供達2人がシンクロして取り憑かれるという変わった形をとってます。
どのエクソシスト系でも初めてで、新しいというか斬新でした。
そこは良かったですね😊
途中でリーガンの母親に助けを求めに行くので、最初のお話と繋がっていきます。
リーガンに取り憑いた悪魔と同じということでしょうか。
そうだとすると悪魔って執念深いですよね(笑)
残念だったのは、神父さんは悪魔払いに参加せずに、家族や知人たちの素人集団で進めていったこと。
悪魔も家族愛には勝てないと表現したかったのでしょうか。
なんか違う。。。
もっとバチバチの戦いが見たかったです。
ただ決着の仕方は意外でした。
単純なハッピーエンドではないので、命をかけたリアルな感じが出てて良かったです✨
悪魔系の映画を見て大切なことは、軽い気持ちで霊と交信したり、ウィジャボードで遊んだりしないことですね。
しかしながら、悪魔には個人情報がダダ漏れなんですよね(笑)
どこで情報を仕入れてくるのか不思議です。
弱みを全て握られてるので要注意です(笑)
単純に面白くない
肝心の悪魔払いのシーンが陳腐。と言うか、神父が司教に「子供達の安全の為に精神科医に診せろと言われた。悪魔払いは出来ない」って・・・・なんやそれ。でも、結局、神父は悪魔払いに(後から)参加したが、直ぐに殺される。挙げ句、町内会的悪魔払いで二人の内、一人は祓えて一人は死亡。
冒頭から、主人公(悪魔に憑かれる少女の一人の父親)が普通にヤカラで同情出来ないわ。
せっかく登場したのに…
神父様があぁぁぁ!!
せっかくカッコよく現れたのにっ
やはり人間、気が進まない時はやらない方がいいのですね…。
悪魔は毛頭約束を守る気はなし…。
当然と言えば当然か…。
怖いもの見たさで鑑賞。
悪魔祓いモノの中では見やすい方でした。
後味は余りスッキリはしませんが…
怖くて怖くて仕方ない映画ではないが、見応えあり。
悪魔(人間の弱い心、欲望)と家族の苦難、苦渋のドラマである。
悪魔のキーワードを抜けば、破瓜型の統合失調症による妄想と混乱、自傷行為、てんかん発作、とくれば精神科入院しか無いわけで…。
しかしリアルな路線に行くかと思いきや、お隣のおばさん看護師アンに娘が吐いた言葉が秘密の内容だった事から一気にオカルト色全開に。
前作に当たるクリスとリーガン親子も登場し繋がる歴史も見せてくれる。
作中の悪魔的な力の顕現は回数は少ないものの映像的に上手い。
過去に観てきた悪魔祓い作品と比べると派手さやインパクトは無いが、神父一人や霊能者一人にお任せではなく、素人看護師の覚悟から始まり、民間霊能者のお祓いが悪魔にダメージを入れたり観ていてアツくなった。
そして、参加を禁じられた神父の参戦…嫌が応にも盛り上がる。
悪魔も大人しくはしてくれない。
反撃も凄まじい。
二つの家族を振り回す悪魔のセリフに動揺し茫然自失、神への信仰すら失う表情は見てるこっちも何を信じて何を選べば良いのか?迷ってしまうくらいだ。
今回は少女二人に取り憑いた悪魔がシンクロしてイスの背中越しに動きまくる姿を見るとちょいと目新しい。
予告編でも叫びまくっているセリフから、ラストの想像は付くかと思うが、親が子を、子が親を思ってでるセリフのシーンはちょっと泣けた。オカルトで涙出るなんて初めてだ…年取ったせいかなぁ?
初代とは別物と考えたほうがよいかも
第一作より好きかもしれない。
最後の選ぶっていうのは悪魔のブラックジョークみたいな感じやったのね。タチが悪いわ…あのお母さん必死で気持ち抑えてたのにオヤジよ…神父様は今作でも扱いがひどい。
くるのわかってるのに音で驚いてびくっとしてしまい、隣で観てた人がびっくりしていた。ごめんなさい🙏
少女の起こす出来事の顛末
2人の少女に起こる出来事が起因になり、それぞれの家族の選択が行末を決める。
ただその結末が途中から見えてしまう。
どうしても描く上で不条理な出来事がその物語のキーとなって顛末として逆の結果になることはよくあるのだが、そのまま終わってしまうのが残念でした。
少女が起こしたことへの少女への返しがなく(親にはあるのだけど)、もう少し不条理なまま終わっても良かったんじゃないかと思えた。
前作と比較しない ➡︎ しかし正しく比較する
1973年のエクソシストの直接的な続編という事で前作を予習してきました。しかしアメリカの評価がイマイチなので迷っていたら、字幕版減ったので吹替版での鑑賞です。
前作と同じ悪霊かは分かりませんが、同じ街なので多分そうなんでしょう。
前作で造形は完成されているので、50年経っているからといっても大きくは変わりません。しかし二人同時に憑依します。
以下ネタバレ有り
今作は、信じる事、そして人との繋がり。
悪霊に取り憑かれる理由のひとつに心にすきが出来た時。母の死と引き換えに生まれたアンジェラと友人オニールが母の降霊をして取り憑く。世話をしたのが隣人で看護師のアン。修道女を目指したが誰にも言っていない断念した理由を言い当て、悪霊の存在を確信。
前作で憑依された娘リーガンの母クリスが除霊するが失敗。カトリック教会に助けを求めるが拒否。
教会も助けてくれないので自分たちで除霊。神父ひとりも独自に参加してくれた。
アンジェラの出生秘話も明かされた。当時父は妻を助ける選択をしたのであった。これはツラい。母が死んでしまった結果産まれたのである。
二人の内どちらかが死ぬ。選ばなかったら二人とも死ぬ。選べない。しかしアンジェラと母の絆のスカーフを父は出す。その行動がアンジェラを選択したとみなされる。
ほんの僅かアンジェラへの父の思いが強かったのだろう。
カトリック教会は何もしてくれなかったが、個人としては助けてくれた神父さん。修道女にはなれなかったがしっかり信仰心を持っていたアン。目をつぶされても闘い続けてくれた前作の被害者の母クリス。それぞれの運命の糸が繋がっているとしか思えない。
アンジェラは母のスカーフでいつまでも結ばれている。
最後は音信不通だったリーガンとクリスの再会。目が見えないのは辛いけど心は通じ合えた。この母娘は当時の出演者の二人。50年の年月を経て再会です。
前作とどうしても比較されてしまうが、十分良作です。
221 やはり原典は偉大なり
今時こっくりさんなんてあるの?から始まって
娘のピンチに他人の迷惑顧みずのお父ちゃんを経て
なんか途中までダラダラしてるなー
しかしエレンバースティンの登場で一気に場面は引き締まる。
が、特に悪魔払いの能力を持ってないのにいきなり対戦しても
予想どおりに敗戦。
神父にも「あっしには関係のねえこって」と拒否され
仕方がない、みんなで頑張ろう
ええ!?
見かねたヘタレ神父は
しゃーないやはりここはアタシが、とのこのこ出てくるも
秒殺でノックアウト。
で、結論は
素人に負ける悪魔はあかんやろう
60点
イオンシネマ草津 20231211
パンフ購入
最近の映画という感じ。
この映画がオリジナルの第一作に敵わないと言う人がいるけど
そんな事は当たり前であってあえて言う事もないと思う。
ただ思ったのは過去の作品のリメイクや続編と言うのは
過去の作品に対して多大なリスペクトをもって描かれている事が多いけど
この作品も過去の作品に対しての多大なるリスペクトを感じた。
例えば最初黒人の女の子とお父さんが戯れあうシーンがあったりするけど
このシーンは第1作目をリスペクトしながらも
真の二作目がこれであると言う宣言なのであろう。
第一作目を知っているものからすると
とても感慨深いシーン。
こう言った感じで過去のホラー作品のリスペクトを出していたのが
例えば森の中に失踪したと言うのは「ブレアウィッチ・プロジェクト」の発想そのままであるし
白人の女の子が教会の中を通ってくるのは
まるで「オーメン」のワンシーンの様だった。
まあそんな感じで遊び心もあって良かった。
唯一残念だったのは度々悪魔の顔がサブリミナル的にスーパーインポーズされるが
アレがちょっと余計だったかなと思う。
これもイタリア系ホラーなど過去の作品で使われていた手法で
それに倣ったのは分かるけど
元々エクソシストの第一作にはあったノーブルさが無くなってしまっている。
いやホラーなんだから怖がらせてナンボでしょと言うのは分かる。
でもエクソシストはだんだん少女が豹変していくところで充分得体の知れない恐怖があるので
ああ言う子供騙しみたいな手法は無くてよかったかなとも思う。
単純に怖い想いをしたい人もいるのだろうけど。
バチカンの公式見解としてエクソシストを執り行うのは罷りならぬと言うのはある意味現代的な解釈かなと思うけど
その為エクソシストを執り行うのは全員素人集団だったと言うのも
まあそうなるだろうなと言う感じ。
まあこれ以上は完全なネタバレになってしまうから
敢えて語らないけど
結局悪魔の巧妙な罠によって驚きの結末を迎える。
今年の夏頃に「ヴァチカンのエクソシスト」と言う作品を見て思ったのは
アレも悪魔が手を変え品を変えエクソシストの弱みに付け込んでいくのだけど
アレ以上の仕掛けが施されている。
いやもう原作の発想が悪魔的だよなという感じ。
よく考えたなと感心する。
あとこれもネタは明かさないが最後の最後に驚きのシーンがあるのだけど
それを見た当初は流石に声が出たけど
別にあのシーンが無くても良かったんじゃないかと思う。
評価する向きも多いだろうけど
作品としては完全に蛇足だなと思う。
まあ企画段階でこのシーンを入れようと言う提案があったのかもしれないけど
別に最後のシーンが無くともそこそこ良い映画なのは間違いないんだけどなと言う気分。
物語は今だ終了しておらず
恐らく第三作目があるのだろうなと言う気になるけど
まあちょっと無駄な部分が今回多かったかなと思う。
発想は本当に秀逸でなるほどそう来たかと言う気分になる。
悪魔ならそうするよねって事だ。
結論としては非常に面白い作品ではあったし
映画への愛情、過去の作品に対してのリスペクトも沢山感じられるけど
ちょっと余計なシーンがあったと言う事で星4つが妥当だと思う。
道徳の時間
ホラーエンタメだけじゃない一面が大きかったような気がしてる。反面教師かなとも思う。
正統な続編という位置づけらしいのだけど、前作はこんなに宗教色が強かったかなぁと首を傾げる。当時は小学生とかだったから、そこまで考えが及ばなかったのかしら。
作品としてはよく出来てると思う。
が…なんか逆説的に信仰の必要性を説かれたような気もしてる。そのくらい真に迫ってたって事なのだけれど。所々、ドキュメント風なアングルもあり…コレってフィクションだったよなと不意に考える。
たった1カットだけど、儀式の執行を訴える牧師を見据える禿げた眼鏡の司教さんとかすっげえアクセントになってた。
アクセントと言えば、この作品の編集はなかなかに趣味が悪い。
1カット目、飛び込んで来るのは犬が吠える声だ。あの声に不快感や恐怖を抱かぬ人は居ないだろうと思う。そんな身近な恐怖からこの作品は始まる。
中盤くらいまではシーンの冒頭に、そんなSEが入ってる事が多くて、いちいちビクついては「チッ」って舌打ちをしてしまう。
ホラー映画なので、そんな手法を使ってもいいのだけれど「必死かよ…」と若干ひく。
なのだが、コレも悪魔が身近に潜み、予告なく不意打ちで現れる事の暗喩ならば、まぁ、悪くはないのかもしれない。
とはいえ、徐々に濃くなっていく違和感は楽しかったし、手間をかけた編集もいい感じだった。
物語的には、前述した宗教色なんてものを嗅ぎ取っちゃったから、キリスト教の布教PVか道徳の時間に見せられる教材みたいに思えてしまい怖がれなかった。コレはおそらく間違った見方だと思うし、残念である。
いつも思うけど子役がもう抜群で…何を憑依させたんだと拍手喝采だ。
物語の落とし所も、教典のどのエピソードから引っ張ってきたんだろうと思うくらい、このテーマに即してた。
「お前を選ぶ」
悪魔から2択を迫られ、どちらかを選ばねばどちらかが死ぬと言われる。…実に巧妙な問いかけだ。
死にたくないと叫ぶ我が子を助けたい一心で、命の選択をする。それは他者を殺害するのと同等の行為で、利己的な人の一面が浮き彫りになる。
悪魔に唆され、その甘言に乗っかってしまったものには不幸が訪れ、それを拒んだ者は悪魔に何も奪われはしない。
なんとシンプルな構図であろうか。
特殊メイクやCGなどは前作とは比較にならないほど高性能ではあるものの、逆に生っぽさが無くなるというジレンマにぶち当たってる感じだ。
結局、事なきを得るのは神を信じず悪魔にも靡かなかった父親ってオチも言い得て妙で…。
人が捏造したであろう神に縋る事もなく、悪魔の誘惑にも耳を貸さず、自分の信念を貫いた者にこそ神の祝福は与えられるみたいな…看護師の叔母さんがわかりやすく説明してくれるのだけれども。
とは言え、人は罪深い生き物でなので、日々反省し、明日はより良いものである事を願いながら生きていくのであろうなぁー。
悪魔の誘いに乗ってはいけない
悪魔祓いの映画は、悪魔が憑いた人を祓うという一連の過程は崩せないのでマンネリ化しやすいのですが、そこにどのような新鮮味を出すのかが観る前の一つの注目点でした。
今回はビクターの娘のアンジェラと友人のキャサリンに、悪魔が取り憑いて悪魔祓いをするという基本的な流れは初代エクソシストと同じです。
途中で助けに入った神父がいとも簡単に悪魔に殺されてしまい、かなり上級の悪魔と推測されます。
悪魔が2人の少女のうち、どちらを生かしたいか選べと問いかけてきます。ここがポイントでした。
冒頭でビクターの妻が、建物の崩壊で負傷するという伏線が敷かれていました。この時ビクターは、お腹の中のアンジェラよりも妻の命を優先していたため、悪魔に弱みを突かれました。
しかし、ビクターにとってアンジェラも大切な娘に変わりなく、ビクターとアンジェラのお互いの信じる心が合致したため、アンジェラを取り戻すができたと感じました。
逆にキャサリンの父は迂闊に悪魔の誘いにつられて、生かしたい方をキャサリンと口走ったため、悪魔の生贄にされたと感じました。2人の父親の行動の対比が面白かったです。"悪魔の誘いに乗ってはいけない"は金言だと思います。
2人の娘が森で何があったのかは明らかにされませんでしたが、全体的に見応えのある内容でした。
追記
映画の中でサブリミナル効果のように時々悪魔のような顔が瞬時に写し出されます。怖くなるわけではないのですが、面白い手法だと思いました。
鑑賞動機:そういえば『エクソシスト』シリーズはひとつも観てなかったなあ10割
でもエレン・バースティンと…は、ご褒美感ある。
カソリックのエクソシストからは逸脱してるけど、テーマ的にはそれを目指していたのかな。異教徒の怪しげなまじないを許容してるけど、見かけの宗教の違いが重要なのではなくて、家族や隣人の愛を信じて、邪悪なものに恐れずに立ち向かうことが本質なのかと。
ただそれを『エクソシスト』の世界の枠組みでやろうとするのが、受け入れられるかはまた別の話だけど。
シリーズへの思い入れはゼロなので、これはこれでありだと思った。序盤もう少しコンパクトにすればいいのに。
見やすい作品ではあった
エクソシストという題名だけに神父が関わるシーンが少なかったのが、すこし残念ではあった。
エクソシスト一作目はヒントとなった実話の出来事から作っただけに説得力はあったし、少し過激なシーンも追加することで、衝撃を与えられたってのもあるだけに今回は少しオマージュをちょい足しって感じで、少し演出に物足りなさはある。ただ怖いというよりホラー特有の不気味さは非常に良かった。
最後になぜ二人のうちの一人が助かり、もう一人を連れて行く事を選んだのかに対しての個人的な見解としては三つあると思います。
1.一番最初のシーンで、生まれる前に神への祈りを受けていた
2.母への気持ちや想いをストールで思い出させた。
3.悪魔に弱みを攻撃されても、うろたえてはいけないし、選択肢を与えられても答えてはいけないのだが、「自分の子を選ぶ!」と我慢出来ず言ってしまい、選んだ方を連れて行くという最も残酷な方を悪魔はした。
続編である事
既に伝説となってる名作古典オカルト映画「エクソシスト」の50年ぶりの続編。
何故今更とも思うし、正直、続編である事が作品にとって不利になっていると思う。ハードルが高すぎる。
「エクソシスト」の並の名作になると、ただ作品が良いだけではなく、観た人それぞれの中で美化もされていき、所謂「俺エクソシスト」とでも言うべき作品が自分の中に生まれたりする。勿論僕自身もそうだ。
だから、普通のホラーとしては決して悪くは無い出来の作品なんだが、前作が好きな人からはかなり不評を耳にする。僕自身、好きか嫌いかと問われれば、好きとは言えないんだけど。
実際、悪魔祓いが始まるあたりからは最悪だ。素人集団が気持だけで勝てる訳がない。それこそJUMP漫画か!って思ってしまう。案の定、神父は簡単に殺され、子供の一人は命を奪われって、最悪の結末じゃん。
また、リーガンの母役、エレン・バースティンが出演しているのも問題で、彼女とリーガンが不幸になっているという現在は、前作の全面否定とも言えるし、結局、前作の悪魔祓いは何だったんだとなる。しかも今回、余り意味もなく出てきて、早々に退場するし。
で、最後にリンダ・ブレア本人が出てきて、前作と地続きの内容と決定付けるのだから、最悪は増す!
結局、続編の必要性は無い内容なんだから、全く別の作品として作れば評価も変わったと思う。しかし、続編だからこそ興行的にも上がるのも事実。
しかもこの作品、三部作の一作目だとか。僕はもう観ないかも知れないけど、新しい観客によって、新しいシリーズとして成長して欲しいとは思う。
素人もどきが、本職(神父&フリードキン)の真似をしてはダメ‼️
終始、フリードキンの猿真似みたいな演出をしているだけの作品。
オリジナルのカラス神父の苦悩のように、
赤ん坊よりも妻を選択した父親の後悔や、
形だけの信仰にすがっている家族の描写を丹念に描かないから、二番煎じの感じが否めない。
ラスト、一人の少女が救われたのではなく、
ただ単に悪魔が言った通りになっただけの結果に何の希望も見いだせない映画でしかなかった。
時代は変わったのだなと実感しました
時代背景がかなり変わっているのもあって
現代的なものでいけばこの作品のような展開もありかなとは思います。
両親たちの葛藤、悪魔との対峙の部分は少し物足りなさも感じましたが
思ってたよりも緊迫していてよかったです。
ラスト結局神に祝福されていない子が持っていかれたのかなと思ったのですがどうなんでしょうね。
ヴァチカンが現代的な解釈に基づいた意見を言っていたのが印象的でした。
50周年限定記念セットが欲しい💦
予告編を観た時から特段期待はしていませんでしたがキングオブ・ホラー「エクソシスト」の正当続編と聞いちまったら観るしかないてしょ
でしたが、キャストが少し地味…
唯一お隣の看護師アンからは目が離せませんでしたが…
事が始まるまでの前置きも長く待たされた割に怖さは度は低めだし
前作は神父VS悪魔の闘いに魂が引き込まれ
溺れまくりましたが、今回はほぼ素人VS悪魔
悪魔が乗り移ったどっかで観た事がありそうな普通のホラーとして収めちゃってる感が否めずやや消化不良
宗教の知識がある方なら深掘りも出来たのでしょうけど
哀しき締めくくりの結末ではありましたが
最後、病室の数秒のシーンにわたくし、感激で目頭ジーンですよ!
エレン・バースティンに一瞬だけどリンダ・ブレアが登場した事は今作において貢献度が大!
なんだかんだイチャモン付けてしまいましたが結果、観て良かったのかも…
この冬はホラーの大放出!
個人的にトーク・トゥ・ミーが楽しみです!
遠くのヴァチカンより近くの他人
個人的なホラージャンルの永遠のベストワン『エクソシスト』の正当な続編で、古きホラーのリニューアルが得意なブラムハウスの製作だけど、お祓いが必要な出来でガッカリでした。最初の主人公の少女達の日常生活シーンからして長く、彼女達が森で行方不明になってからやっとホラーっぽくなります。とは言え、彼女達が凄い形相と不気味な声で叫ぶのは50年前の前作と変わらず、その後の展開もありきたりです。肝心の悪魔祓いに至っては、なんと本職の神父でなく少女達の親達とご近所さんとまじない師が強行すると言う無理ゲーで、もはやエクソシストではありません。悪魔が人間の弱い心理を突いてくるシーンはうまく出来ているし、始めから悪魔がこの展開を狙ってたのならグンと面白くなったかも。最後に元祖悪魔憑きの少女が復帰するけど、まさか第二作目は彼女がエクソシストになるのかな。役者さん達は、あまり馴染みのない人ばかりで、キャストが弱いのも盛り上がらない原因。
三部作構成って知ってた?
これは確かに賛否分かれる💦
悪魔祓いシーンに文句言いたい人は
多い気がします(笑)←そのひとりです🤣
色んな信仰心で悪魔祓い👿
神父不在でエクソシストは成り立つの?
修道女になれなかった人がエクソシスト?!
みんな各々好き勝手喚いて祓えるんかーい🤣
などなど
いままで観てきた悪魔祓い(エクソシスト)作品で
イメージが頭の中で凝り固まっているから
「え?結局は「愛」で解決?!」みたいな(笑)
日本人って宗教にこだわりがない人が多いでしょ?
(一概には言えないけど)
だから欧米人が抱く神への信仰心というものには
正直ピンと来ないし
そんなごちゃまぜ感に笑ってしまった🤣
1973年の「エクソシスト」正統続編との事なので
リーガンママも出てきますが
このママが・・・・・・・
ぶっちゃけ詐欺師みたいに描かれてる🤣
(個人の意見です🤣)
なんなら出番必要でしたか?みたいな?
ダメだしばかりしていますが、取り憑かれた少女
ふたりの末路がもう胸糞で大好物です💕😋😍💕
あの終わり方最高🤩
どうやら三部作構成だそうで、まだまだ序章
今回は宿敵バズズも祓えなかったし(たぶん)
ヴァチカンやカラス神父の息子とか絡んで来るのかなぁ🤔
あ、カラス神父に息子がいるかどうかは知りません🤣
ぜひ次回はもっとバズズ出てきて欲しい😈
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