「スター・トレック」のキャストやスタッフ100人がドナルド・トランプに反対声明
2016年10月4日 12:00

[映画.com ニュース] クリス・パインやゾーイ・サルダナなど「スター・トレック」の出演者たちがドナルド・トランプ候補に反対する共同声明を出したと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
このたび、フェイスブック上にTrek Against Trumpというページが立ち上げられ、「スター・トレック」ファンにトランプ候補の大統領実現を阻止するように訴えている。ジーン・ロッデンベリーが生み出した「スター・トレック」は宇宙開拓をテーマにしたSFドラマで、人種差別が横行していた時代に、人類が協調する明るい未来像を打ち出したことで知られている。
一方のドナルド・トランプ候補はこれまでの発言から差別主義者とみられていることから、同ページは「ドナルド・トランプほど、『スター・トレック』世界の理想と正反対の大統領候補はこれまでに存在しませんでした」「もし彼が大統領に選ばれれば、この国はひどく後退するでしょう。わたしたちには、この国をみんなが夢見る未来に進めてくれる大統領が必要です。個人の違いが受け入れられ、科学が迷信を凌駕し、人々が争いあうのではなく協調する未来です」と警鐘を鳴らしている。
このページには、J・J・エイブラムス監督やクリス・パイン、ゾーイ・サルダナ、ザッカリー・クイント、サイモン・ペッグといった映画版の関係者だけでなく、オリジナル版でスールー役を演じたジョージ・タケイ、新ドラマ「スター・トレック ディスカバリー(原題)」の制作総指揮を務めるブライアン・フラーなど100人あまりが名前を連ねている。
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