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ひとつの愛の物語をふたつの映画で織り成す「ラブストーリーズ」ポスター完成

2014年12月26日 10:00

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男性視点「コナーの涙」と 女性視点「エリナーの愛情」の2本で構成
男性視点「コナーの涙」と 女性視点「エリナーの愛情」の2本で構成
(C)2013 Disappearance of Eleanor Rigby, LLC. All Rights Reserved

[映画.com ニュース] ひとつの愛の物語を2本の映画で織り成す「ラブストーリーズ コナーの涙」と「ラブストーリーズ エリナーの愛情」のポスタービジュアルが、公開された。ジェームズ・マカボイジェシカ・チャステインの共演で、あるカップルの別れから再生までを男性側と女性側それぞれの視点から描いた本作のコンセプトが、1枚のデザインに凝縮されている。

愛し合い結ばれたコナー(マカボイ)とエリナー(チャステイン)だが、幼い子どもを失ってしまったことで心に距離ができてしまう。ふたりで乗り越えたいと望むコナーと、ひとりで人生をやり直そうとするエリナー。すれ違う思いと別れたふたりのそれぞれのストーリーを野心的なアプローチと表現方法で描き出す。

メガホンをとったネッド・ベンソン監督が、自ら脚本を執筆。男性主人公を演じたマカボイは、「これは、一緒になって幸せになる運命だったふたりのストーリー。彼らは一緒にいるからこそパーフェクトなカップルだったのに、引き離されてしまうからとても悲しいんだ」とコメントを寄せた。

さらに、「本来役者として僕が一番嫌いなのは、同じシーンを撮り直すこと」というマカボイだが、本作では「同じシーンでも、演技も照明も変え、違った構成でやりたかったんです。カメラは違った場所にあってほしかった。そうでなければ、単に再編集したようなシーンになってしまうでしょ?」と明かす。実際に撮影してみて「変な感じはしましたね」と認めながらも、「今回は(単に撮り直すのとは)違って、水や金属の表面に起きたことを映していくようだった。さざ波のように揺れて、変化していき、色も違い、姿勢も違い、セリフに対しての反応もかわり、その記憶もかわっていく……。それを映画に写し撮っていくような感じでした」と述懐した。

映画の本編と同様に2枚で1セットのチラシ
映画の本編と同様に2枚で1セットのチラシ
(C)2013 Disappearance of Eleanor Rigby, LLC. All Rights Reserved

対するチャステインも、「いくつかのセリフが違うだけで、そのシーンにおける事実や、エリナーが求めているものが完全に変わってくるんです」とその奥深さを指摘し、「『エリナーの愛情』のエリナー、そして『コナーの涙』でコナーの視点で見たエリナーを演じるうえで、脚本がその方向性を指し示してくれていたかなと思います」と語る。そして「彼がいることで、それがまったく違うシーンであるかのように、いつも新鮮に感じられるんです」と、マカボイとの共演を振り返った。

ポスタービジュアルとともに公開されたチラシのビジュアルは、映画の本編と同様に2枚で1セットとなる仕組み。並べるとコナーとエリナーが向い合うようにデザインされており、愛し合いたいのに相手がよくわからなくなってしまっているふたりの関係が、すれ違う眼差(まなざ)しで表現されている。

ラブストーリーズ エリナーの愛情」「ラブストーリーズ コナーの涙」は、2015年2月14日から東京・ヒューマンストラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

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