全員死刑

劇場公開日:

解説・あらすじ

本物の不良少年たちを起用して描いた「孤高の遠吠」で注目された小林勇貴監督の商業映画デビュー作で、2004年に福岡県大牟田市で発生し、被告である家族4人全員に死刑判決が下った強盗殺人死体遺棄事件を映画化。死刑囚として獄中にいる次男の手記をベースにした「我が一家全員死刑」を原作に、未だその真相が解明されていない凶悪事件が描かれる。借金を抱え、困窮した生活を送っていた4人の家族。近所の資産家一家が脱税で蓄財していることを知った彼らは、資産家一家の金を強奪する計画を企てる。無謀な計画から1人が殺害されたことをきっかけに家族はさらに暴走。最終的に4人を殺害するまでエスカレートしていく。主人公の次男タカノリ役を「帝一の國」「トリガール!」の間宮祥太朗が演じるほか、長男役を毎熊克哉、両親役を六平直政、入絵加奈子、タカノリの恋人役を清水葉月がそれぞれ演じる。

2017年製作/98分/R15+/日本
配給:日活、東京テアトル
劇場公開日:2017年11月18日

スタッフ・キャスト

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(C)2017「全員死刑」製作委員会

映画レビュー

3.0バキュームがあるから乗り切れる気がした!!

2025年2月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

2.0ばかじゃねえの

2025年2月22日
iPhoneアプリから投稿

会話とか、方言が謎でとても良かった。
いつかギラギラする日を観てるのも良かった。

ネットフィリックスでみたのですが、
次のあなたへのおすすめが、恋愛リアリティーショーだった。

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トロイメライ

1.0実話…

2025年2月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

暴力団組長一家4人が、無登録の金融業を経営していた知人母子3人と、友人の計4人を相次いで殺害し、遺体を諏訪川に遺棄した。「大牟田4人殺害事件」を題材とした実話作品。家族揃って次男に殺人をさせ、次男も家族のお手伝いと言わんばかりに躊躇なく殺人を犯す。次男を演じた間宮翔太郎と犯人が重なり狂気を感じた。
けど、映画(エンタメ)として観れば、何か物足りなさを感じた。

なぜ星一つにしたのか?疑問に思い、5年後に再び視聴したけど、やっぱり何かすっきりしなかった。

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ホンマサ

4.5間宮、毎熊の熱演

2024年9月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

興奮

間宮祥太朗目当てで観た訳ですが、衝撃に次ぐ衝撃!実際に起きた事件がもとになっている映画ですが、不謹慎とかそんなのもうどうでも良くなる程の勢いとエネルギー!

まず、お目当ての間宮祥太朗ですが、こんな役やってたんですね…。今ではすっかりイケメン枠の俳優さんて感じですが、このヤクザの演技が素晴らしい!ヤクザというかチンピラ?凄みとかではなく、頭の悪さを勢いでカバーしている感じ。この小物感が絶妙!後半いよいよぶっ壊れていく家族、その中心であるタカノリが狂気を帯びていく様はまさに迫真。そしてやっぱり狂いきれない小物感(笑)もう最高に面白い!

異常なまでにテンポの良い作品。全くダレることなく突っ走ります。間宮の熱演も勿論ですが、長男役の毎熊克哉、凄かった。この2人の演技がとにかく素晴らしく、一生観ていたいし夢中で観てたらいつの間にか終わってた感じ(笑)秀逸な脚本と俳優の演技の大勝利です。

殺人事件がモチーフとなっているわけですが、あからさまなグロ描写はほぼ無し。その代わりショッキングな演出がチラホラ。ジャンプスケア、ホラーチックな演出は意外でした。犯人の心理描写は控えめで、「こんなバカどもに同情なんてすんなよ!」というメッセージすら感じられました。

ただ一つ、合わなかったのが下品な下ネタシーン。そんなに多いわけではないですが、ちょいちょい出てくる卑猥な演出がちょっと気になっちゃいました。まぁ、登場人物達のキャラクターを考えればそういう世界観はむしろ当然で、自然な流れなのかも。個人的にちょっと合わなかっただけです。

大勝利なんて言いましたが、世間的な評価は今ひとつ。確かに、若干漂うB級感と短絡的過ぎるブチギレ家族は合わない人が多いかもしれませんね。しかしこの熱量はただごとではない。間宮、毎熊の名演が生み出す勢いと緊張感、そして「こいつら何やってんだ?」と呆れてしまう程の愚行の数々は、笑いと恐怖を含んだ見事なエンターテイメントでした。

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吹雪まんじゅう