新作映画評論・批評

人気映画評論家による最新作批評のコーナー。
近日公開または上映中の最新作の中から編集部が選りすぐった作品を、毎週3作品ご紹介。

ヤギと男と男と壁と

キテレツな内容から「毒」が浮かび上がるスカシたコメディ

サトウムツオ
2010年8月17日更新
ヒックとドラゴン（2010）

ドラゴンと心を通わせる少年の成長を描く“もうひとつの「アバター」”

山口直樹
2010年8月3日更新
ペルシャ猫を誰も知らない

楽しませながらも体制批判の姿勢を明確に示すゴバディの快作

森山京子
2010年8月3日更新
キャタピラー

単なる反戦映画を超えた哀しくも酷い性愛のスペクタクル

清水節
2010年8月3日更新
ソルト

現実の呪縛に萎縮するハリウッドに風穴を開ける新しい女性アクション

清藤秀人
2010年7月27日更新
ルンバ！

「映画は身体である」という確信がこの映画からは伝わってくる

樋口泰人
2010年7月27日更新
シルビアのいる街で

「見えている世界がすべてではない」ということを「街の音」が教えてくれる

木村満里子
2010年7月27日更新
ゾンビランド

ゾンビの終末世界を生き延びるには“ルール”と“ルール破り”が必要なのだ

高橋諭治
2010年7月20日更新
フェアウェル　さらば、哀しみのスパイ

傑作をものする監督は、やはり演技の真髄を心得ている

森山京子
2010年7月20日更新
ハロルドとモード　少年は虹を渡る

死に魅せられた少年が老婆との出会いで得るイニシエーション

清水節
2010年7月20日更新
インセプション

「夢の中の階層」を描くアイデアは面白いが、色気はない

滝本誠
2010年7月13日更新
借りぐらしのアリエッティ

動きの中に思想を宿す老練作家と若手職人の絶妙なコラボ

清水節
2010年7月13日更新

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