国内映画ランキング : 2025年9月1日～2025年9月7日

「8番出口」V2、「遠い山なみの光」が4位、「九龍ジェネリックロマンス」も7位にアップ

2025年9月1日～7日（集計期間）の「映画.comアクセスランキング」を紹介します。これは総合映画情報サイト「映画.com」において、すべての作品ページの中で、この1週間のアクセス数が多かった順の人気ランキングです。

二宮和也主演、川村元気監督「8番出口」が、2位に2倍以上の差をつけて首位をキープしました。8月29日から全国407館で公開され、オープニング3日間の興収が今年公開の実写映画で1位を獲得しています。大ヒット御礼舞台挨拶＆全国同時生中継が9月13日に都内劇場で開催されることが決定し、二宮が登壇する予定です。

「国宝」も2位、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編　第一章　猗窩座再来」も3位を堅持。「国宝」の李相日監督が、NHK Eテレ「スイッチインタビュー」に出演することが明らかになり、9月19日、26日に2週連続で放送されます。「劇場版『鬼滅の刃』無限城編」は第5弾キービジュアルが公開され、「俺たちの道は分かたれた」というコピーとともに、我妻善逸と「上弦の陸」の鬼である獪岳（かいがく）が激突する姿が描かれています。

4位には、5日公開の新作「遠い山なみの光」が前週の28位からアップ。ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロ氏が自身の出生地・長崎を舞台に執筆した長編小説デビュー作を映画化したヒューマンミステリーです。日本・イギリス・ポーランドの3カ国合作による国際共同製作で、「ある男」の石川慶監督がメガホンをとり、広瀬すずが主演を務めています。

5位は「雪風 YUKIKAZE」、6位は「ジュラシック・ワールド　復活の大地」で、8月29日から公開された「九龍ジェネリックロマンス」が前週の11位から7位に順位を上げました。前週10位の「ベスト・キッド　レジェンズ」も8位にアップし、「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室　南海ミッション」が9位、「近畿地方のある場所について」が10位となりました。なお、新作「ヒックとドラゴン」は前週の144位から11位に大きく順位を上げています。

2025年9月8日更新　和田隆