全米映画ランキング : 2023年8月11日~2023年8月13日

全米映画ランキング:2023年8月14日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2023年8月11日~2023年8月13日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 バービー

Barbie
「バービー」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 33,700,000 526,308,894
2 3 オッペンハイマー

Oppenheimer
「オッペンハイマー」

Universal
(ビターズ・エンド)

4 18,800,000 264,269,475
3 4 ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック! 2 15,750,000 72,789,501
4 2 MEG ザ・モンスターズ2

Meg 2: The Trench
「MEG ザ・モンスターズ2」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 12,700,000 54,136,917
5 ドラキュラ デメテル号最期の航海 1 6,500,000 6,500,000
6 5 ホーンテッドマンション 3 5,614,000 52,871,146
7 8 TALK TO ME トーク・トゥ・ミー 3 5,116,277 31,321,266
8 6 サウンド・オブ・フリーダム 6 4,832,374 172,813,772
9 7 ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE 5 4,665,000 159,555,870
10 Jailer

Jailer

Ayangaran International Films

1 2,578,411 2,578,411

「バービー」V4! 「ドラキュラ デメテル号最期の航海」、ラジニカーント主演作が初登場

8月第2週に入り、北米映画市場は、夏シーズンの後半戦に突入。グレタ・ガーウィグ監督作「バービー」(ワーナー・ブラザース)は4週連続で、週末3日間の興行収入ランキングで首位を獲得しました。週末3日間で興収3300万ドル、累計で興収5億2600万ドルをあげています。

クリストファー・ノーラン監督作「オッペンハイマー」(ユニバーサル)は、前週は「MEG ザ・モンスターズ2」(ワーナー・ブラザース)に2位を譲りながらも、今週は再び2位に浮上。週末3日間で、興収1800万ドルを記録しました。累計では興収2億6400万ドルを突破し、2023年公開作品のなかで、7位となりました。この週末に公開された新作映画の本数が少なかったため、「オッペンハイマー」をはじめ、3位の「ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!」(パラマウント)、4位の「MEG ザ・モンスターズ2」は、上映館数を拡大しています。

ユニバーサルのホラー「ドラキュラ デメテル号最期の航海」は、5位に初登場。本作は、何度も映像化されてきたブラム・ストーカーの1897年の小説「吸血鬼ドラキュラ」の第7章「デメテル号船長の航海日誌」をもとにしています。ルーマニアのカルパチア地方からイギリスのロンドンまで、謎めいた50個の無記名の木箱を運ぶためチャーターされた帆船デメテル号は、その航海の途上で毎夜、不可解な出来事に遭遇します。コーリー・ホーキンズ(「イン・ザ・ハイツ」)が、デメテル号で悪夢に巻き込まれる医師クレメンス役で主演。「スケアリーストーリーズ 怖い本」のアンドレ・ウーブレダルが監督、「チェンジリング」でオスカー候補となったトム・スターンが撮影を担当しました。週末3日間で、興収650万ドルをあげています。

インディペンデント・インディアンのアクション映画「Jailer(原題)」は、10位デビュー。ラジニカーント(「ムトゥ 踊るマハラジャ」)が、息子を殺した犯人を探す、引退した警官を演じています。インドと同日にアメリカで公開され、週末3日間で興収250万ドルを記録しました。

2023年8月14日更新 Dan Knighton

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