全米映画ランキング : 2023年1月13日~2023年1月15日
全米映画ランキング:2023年1月16日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2023年1月13日~2023年1月15日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | Avatar: The Way of Water | 5 | 31,118,000 | 562,919,348 | |
2 | 2 | M3GAN | 2 | 17,920,000 | 56,453,510 | |
3 | 3 | Puss in Boots: The Last Wish | 4 | 13,400,000 | 106,369,975 | |
4 | 4 | A Man Called Otto | 3 | 12,650,000 | 18,873,126 | |
5 | 初 | Plane | 1 | 10,004,000 | 10,004,000 | |
6 | 初 | House PartyWarner Bros. | 1 | 3,900,000 | 3,900,000 | |
7 | 5 | Black Panther: Wakanda Forever | 10 | 2,184,000 | 449,096,372 | |
8 | 7 | The Whale | 6 | 1,450,125 | 10,743,065 | |
9 | 6 | Whitney Houston: I Wanna Dance with Somebody | 4 | 1,175,000 | 21,903,718 | |
10 | 初 | Waltair VeerayyaIndependent Indian | 1 | 905,000 | 905,000 |
「アバター WOW」「M3GAN ミーガン」引き続き好調! ジェラルド・バトラー主演アクションなど新作3本登場
北米映画市場は、新年を迎えてから引き続き好調で、「マーティン・ルーサー・キング牧師の日」(1月15日)と重なった週末3日間(1月13日~15日)の累計興行収入は、2022年1月の全週末を上回りました。20世紀スタジオの「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は公開2カ月目に入り、5週連続で首位に。週末3日間で、興収3100万ドルを稼いでいます。
2位は、AI人形の恐怖を描いたユニバーサルのホラー「M3GAN ミーガン」。上映館を拡大し、週末3日間で、興収1790万ドルを記録しました。トム・ハンクスが主演を務めた、ソニーの「オットーという男」は、4位をキープ。同様に上映館を拡大し、週末3日間の興収は、先週末の3倍近くとなる1250万ドルをあげました。
この週は、新作3本がトップ10に登場しました。5位は、ライオンズゲートのアクションスリラー「プレーン(原題)」。ジェラルド・バトラー(「ジオストーム」)が、危険な囚人を乗せた飛行機の機長を演じ、ひどい嵐のなか、民兵に制圧されたフィリピン・ジョロ島への緊急着陸を余儀なくされ、戦争に巻き込まれていきます。ジャン=フランソワ・リシェ(「ブラッド・ファーザー」)が監督を務めました。製作費2000万ドルに対し、週末3日間のオープニング興収は1000万ドルを記録しています。
ワーナー・ブラザースのコメディ「House Party(原題)」は、6位に初登場。同作は、1991年の映画「ハウス・パーティ」のリメイク。ハウスクリーナーとして働く、クラブプロモーター志望の若者ふたりが、バスケットボール選手レブロン・ジェームズの家でパーティを開く騒動を描いています。リル・ウェイン、スヌープ・ドッグ、ティナーシェ、マイアら、著名なミュージシャンのカメオ出演も話題に。週末3日間で、興収380万ドルをあげました。
インドの密輸業者をめぐるアクション映画「Waltair Veerayya(原題)」は、10位にランクイン。テルグ語の作品であり、23年に入ってから、非英語映画として初めてトップ10入りを果たしました。週末3日間の興収は、90万ドルとなりました。
2023年1月16日更新 Dan Knighton