全米映画ランキング : 2017年5月19日~2017年5月21日
全米映画ランキング:2017年5月23日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2017年5月19日~2017年5月21日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | Alien: Covenant | 1 | 36,160,621 | 36,160,621 | |
2 | 1 | Guardians of the Galaxy Vol. 2 | 3 | 34,653,754 | 301,391,228 | |
3 | 初 | Everything, Everything | 1 | 11,727,390 | 11,727,390 | |
4 | 2 | Snatched | 2 | 7,832,517 | 33,015,117 | |
5 | 3 | King Arthur: Legend of the Sword | 2 | 7,152,269 | 27,503,490 | |
6 | 初 | Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul | 1 | 7,126,084 | 7,126,084 | |
7 | 4 | Fast & Furious 8 | 6 | 3,234,040 | 219,944,340 | |
8 | 6 | The Boss Baby | 8 | 2,848,253 | 166,200,803 | |
9 | 5 | Beauty and the Beast | 10 | 2,545,579 | 497,924,628 | |
10 | 7 | How to Be a Latin Lover | 4 | 2,051,180 | 29,309,990 |
リドリー・スコット監督「エイリアン:コヴェナント」が首位デビュー
翌週のメモリアルデイ連休に合わせ3本の新作が公開された先週末の全米ボックスオフィス。約3610万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たしたのは、リドリー・スコット監督の「エイリアン:コヴェナント」だった。
同作は12年に公開された「エイリアン」シリーズのプリクエル「プロメテウス」の続編。人類初の地球外への大規模移住計画に旅立った宇宙船コヴェナント号の運命と、「エイリアン」誕生をめぐる衝撃の真実が描かれる。
「エイリアン」シリーズとしては、「エイリアン3」(92年/デビッド・フィンチャー監督)以来となるメモリアルデイ合わせのリリースで、「プロメテウス」(12年/約5100万ドル)、「エイリアン vs プレデター」(04年/約3830万ドル)に続くシリーズ第3位のOP興収。レビューも上々で1億ドル超のグロスが見込める好スタートとなった。出演はマイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン、ジェームズ・フランコ、ガイ・ピアース、ダニー・マクブライド、デミアン・ビチルにビリー・クラダップ。
約3400万ドルと首位と僅差で2位となったのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」。累計は3億ドルをちょうど超えたところで、グロスは4億ドルには届かず3億7000万ドル近辺にとどまりそう。
初登場3位は、ニコラ・ユン原作のヤングアダルト小説「Everything,Everything: わたしと世界のあいだに」(静山社刊)を映画化したティーン向けラブストーリー「Everything, Everything」。SCID(重症複合免疫不全症)により家から出られない17歳の少女が、隣に越してきた少年と交流するうちに恋に落ちるが……。主演は「コロンビアーナ」「ハンガーゲーム」のアマンドラ・ステンバーグ。
4位は前週2位のコメディ「Snatched」。2週目で約780万ドルの興収で累計は約3300万ドル。エイミー・シューマー&ゴールディ・ホーンという新旧人気コメディエンヌの競演作だったが5000万ドル超えも厳しい状況に。
6位には、ファミリー向けコメディシリーズの第4作「Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul」がランクイン。シリーズ前3作の出演陣を一新し、母親役に20年前のアイドル女優アリシア・シルバーストーンがキャストされている。
メモリアルデイの連休を迎える今週末は、ジェリー・ブラッカイマー製作&ジョニー・デップ主演の大ヒットアドベンチャーシリーズ第5弾「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」が公開となる。
2017年5月23日更新 藤井竜太朗