全米映画ランキング : 2007年11月2日~2007年11月4日
全米映画ランキング:2007年11月5日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2007年11月2日~2007年11月4日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | American Gangster | 1 | 46,300,000 | 46,300,000 | |
2 | 初 | Bee Movie | 1 | 39,100,000 | 39,100,000 | |
3 | 1 | Saw IV | 2 | 11,000,000 | 51,100,000 | |
4 | 2 | Dan in Real Life | 2 | 8,100,000 | 23,000,000 | |
5 | 3 | 30 Days of Night | 3 | 4,000,000 | 34,200,000 | |
6 | 4 | The Game Plan | 6 | 3,900,000 | 82,000,000 | |
7 | 初 | Martian ChildNew Line | 1 | 3,700,000 | 3,700,000 | |
8 | 6 | Michael Clayton | 5 | 2,900,000 | 33,200,000 | |
9 | 5 | Tyler Perry's Why Did I Get Married?LionsGate | 4 | 2,700,000 | 51,200,000 | |
10 | 7 | Gone Baby Gone | 3 | 2,400,000 | 15,000,000 |
「アメリカン・ギャングスター」が首位デビュー。「ビー・ムービー」は2位
11月に入り、ホリディシーズンに突入した全米ボックスオフィス。3本の新作がランクインした今週はデンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウのアカデミー賞コンビの新作「アメリカン・ギャングスター」が、両者にとって最高のオープニングとなる約4630万ドルの興収を上げて首位に立った。同作は製作ブライアン・グレイザー(「24」「ダ・ヴィンチ・コード」)、監督リドリー・スコットというヒットメーカーが実話を元に製作した犯罪ドラマ。70年代初頭のニューヨーク・ハーレムに実在した麻薬王フランクと刑事リッチーの戦いをリアルかつ、リズミカルに描いている。批評家からの評価は上々だが、オスカー云々は、これから登場する作品次第か。脚色は「シンドラーのリスト」の名手スティーブン・ザイリアン。2位はミツバチのバリー(ジェリー・サインフェルド)と花屋のバネッサ(レニー・ゼルウィガー)の友情を描いたCGアニメ「ビー・ムービー」。オープニング興収は約3900万ドル。昨年公開の「ハッピーフィート」(約4100万ドル)や「チキン・リトル」(約4000万ドル)などとほぼ同等の成績で、1億ドル突破は堅そう。3本目の新作は「アドルフの画集」の監督、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」の脚本などでしられるメノ・メイエスが映画化したジョン・キューザック主演の「Martian Child」。婚約者を亡くしたばかりの小説家と、風変わりな少年の交流を描いた人間ドラマ。来週はロバート・レッドフォード監督・主演、メリル・ストリープ、トム・クルーズ共演の「大いなる陰謀」が公開される。
2007年11月5日更新 藤井竜太朗