国内映画ランキング : 2006年5月6日~2006年5月7日

映画ランキング : 2006年5月9日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2006年5月6日~2006年5月7日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

LIMIT OF LOVE/海猿

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 1
2 1

名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌

配給:東宝

有楽座ほか東宝系 4
3 2

クレヨンしんちゃん/伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 4
4 4

チェケラッチョ!!

配給:東宝

TOHOシネマズ六本木ヒルズほか東宝系 3
5 3

アイス・エイジ2

配給:フォックス

日比谷スカラ座ほか東宝系 3
6 5

Vフォー・ヴェンデッタ

配給:ワーナー

渋谷東急ほか松竹・東急系 3
7 7

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 10
8 6

小さき勇者たち/GAMERA

配給:松竹

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 2
9 8

プロデューサーズ

配給:ソニー

日劇1ほか東宝系 5
10 10

キャッチ・ア・ウェーブ

配給:ワーナー

渋谷シネマGAGA!ほか 2

※ファーストラン時点

「海猿」が前作比446%!怒濤のスタートダッシュ

「ブラックジャックによろしく」の佐藤秀峰の漫画を原作に04年に映画化され、興収17億円を記録した「海猿」は、その後CX系でドラマ「海猿/UMIZARU EVOLUTION」となったが、このほど映画版第2作目が公開され、爆発的なヒットを記録した。315スクリーンで封切られた「LIMIT OF LOVE 海猿」は、初日・2日目の成績が動員で69万人、興収で9億6400万円と、前作比446%という凄まじさ。東宝作品としては、目下今年一番稼いでいる「THE 有頂天ホテル」(興収60億円)対比でも170%のオープニングで、最終的には50億円以上、ひょっとすると70億円あたりまで到達するかも知れないという特大ヒットとなっている。何でもこのシリーズのおかげで、今年度の海上保安学校の志願者が前年度比で21.8%増えたそうで、映画の初日には海上保安庁長官から表彰状が贈られるなどのセレモニーも行われた。これ以外に新たにランクインした作品はないが、ランク外で「レント」「ブロークン・フラワーズ」などが健闘。春休みからゴールデンウィークにかけて、ファミリー向け作品ばかりだった映画興行が、そのリバウンドで大人向けに振れ始めたようだ。

2006年5月9日更新 駒井尚文

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