全米映画ランキング : 2006年3月10日~2006年3月12日

全米映画ランキング:2006年3月14日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年3月10日~2006年3月12日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Failure to Launch

Paramount

3,057 1 24,411,322 24,411,322
2

The Shaggy Dog

Walt Disney

3,501 1 16,310,058 16,310,058
3

The Hills Have Eyes

Fox Searchlight

2,620 1 15,708,512 15,708,512
4 2

16 Blocks

Warner Bros.

2,706 2 7,411,016 22,808,568
5 1

Tyler Perry's Madea's Family Reunion

Lions Gate

1,812 3 5,749,355 55,703,144
6 3

Eight Below
「南極物語」

Walt Disney
(ブエナビスタ)

2,970 4 5,552,540 66,564,664
7 5

Aquamarine

20th Century Fox

2,538 2 3,858,072 12,373,367
8 4

Ultraviolet
「ウルトラバイオレット(仮)」

Screen Gems
(ソニー)

2,558 2 3,681,448 14,832,858
9 6

The Pink Panther
「ピンクパンサー」

MGM
(フォックス)

2,302 5 3,650,306 74,653,310
10 8

Date Movie

20th Century Fox

1,812 4 2,525,111 44,289,381

マコノヒー&サラ・ジェシカの新作が首位。「シャギー・ドッグ」が2位

3本の新作が健闘し、1位から3位までを独占した。首位に立ったのはマシュー・マコノヒー&「Sex and the City」のサラ・ジェシカ・パーカー主演のラブコメ「フェイリュア・トゥ・ローンチ」。日本で言うところの「パラサイトシングル」をいい歳して続けているマコノヒーに業を煮やした両親が、美女(サラ・ジェシカ)を雇って実家から追い出そうと試みるが、2人が本当に恋に落ちてしまうというストーリー。監督は「ショウタイム」「シャンハイ・ヌーン」のトム・デイで、酷評ながらも約2400万ドルのオープニング興収を記録。配給のパラマウントとしては想定外のヒットとなった。2位の「ザ・シャギー・ドッグ」はティム・アレン主演のファミリー映画。59年の「ボクはむく犬」、94年の「ボクはむく犬1994」の再々リメイク。約1600万ドルのオープニング興収はティム・アレン主演作としては不発だろう。3位はウェス・クレイブン監督、77年のホラー「サランドラ」のリメイク「ザ・ヒルズ・ハブ・アイズ」。2週連続で首位だった「マデアズ・ファミリー・リユニオン」は5位に転落したが、累計で興収約5570万ドルを突破。配給元のライオンズ・ゲートの作品ではオスカー受賞作「クラッシュ」(約5540万ドル)を抜き、「華氏911」(1億1920万ドル)、「ソウ2」(約8700万ドル)に次ぐ歴代3位の記録となった。

2006年3月14日更新 藤井竜太郎

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