全米映画ランキング : 2006年2月17日~2006年2月19日

全米映画ランキング:2006年2月21日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年2月17日~2006年2月19日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Eight Below
「南極物語」

Walt Disney
(ブエナビスタ)

3,066 1 19,850,000 19,850,000
2

Date Movie

20th Century Fox

2,896 1 19,000,000 19,000,000
3 1

The Pink Panther
「ピンクパンサー」

MGM
(フォックス)

3,477 2 16,800,000 42,485,000
4 3

Curious George
「キュリアス・ジョージ」

Universal

2,572 2 11,625,000 29,780,000
5 2

Final Destination 3
「ファイナル・デスティネーション3」

New Line Cinema
(ギャガ)

2,880 2 10,400,000 36,115,000
6 4

Firewall
「ファイヤーウォール」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,840 2 8,920,000 27,240,000
7

Freedomland

Revolution/Sony

2,361 1 6,000,000 6,000,000
8 5

When a Stranger Calls
「ホェン・ア・ストレンジャー・コールズ」

Screen Gems
(ソニー)

2,629 2 5,000,000 41,278,000
9 6

Big Momma's House 2

20th Century Fox

2,733 4 4,650,000 61,536,000
10 7

Nanny McPhee
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」

Universal
(UIP)

2,148 4 3,811,000 37,960,000

「南極物語」のリメイクが首位。「デート・ムービー」が2位

プレジデンツ・デイによる連休のため、3本の新作がベスト10入りを果たした今週のボックスオフィス。首位に立ったのは、高倉健、渡瀬恒彦主演で83年に映画化された「南極物語」のリメイク作。「インディ・ジョーンズ」「ボーン・アイデンティティー」シリーズなどのプロデューサーや「生きてこそ」等の監督作で知られるフランク・マーシャルが監督を務め、「ワイルド・スピード」のポール・ウォーカーが主演。オープニング3日間で約1985万ドルという数字はまずまずか。2位に入ったのは「アメリカン・パイ」のアリソン・ハニガン主演のラブコメ「デート・ムービー」。パリス・ヒルトンによるファーストフードチェーンの洗車CMや「キル・ビル」などのパロディが満載のバカ映画で、「最終絶叫計画」シリーズの脚本を手がけたアーロン・セルツァーとジェイソン・フリードバーグが共同で監督。3位から6位までは、先週からずれ込んだ4作が入り、7位にはレボリューション・スタジオのボス、ジョー・ロス自身が監督した「フリーダムランド」がランクイン。主演にサミュエル・L・ジャクソン、ジュリアン・ムーアをキャストして製作した、人種問題を絡めた意欲的なサスペンスドラマだが、オープニング3日間で興収約600万ドルしか稼げず、スタジオ経営者としても、監督としてもかなりの痛手を被った格好。

2006年2月21日更新 藤井竜太郎

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