全米映画ランキング : 2005年10月28日~2005年10月30日

全米映画ランキング:2005年11月1日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2005年10月28日~2005年10月30日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Saw II
「ソウ2」

Lions Gate
(アスミック)

2,949 1 31,725,652 31,725,652
2

The Legend of Zorro
「レジェンド・オブ・ゾロ」

Columbia
(松竹/ブエナビスタ)

3,520 1 16,328,506 16,328,506
3

Prime

Universal

1,827 1 6,220,935 6,220,935
4 2

Dreamer: Inspired by a True Story
「ドリーマー」

DreamWorks
(アスミック)

2,491 2 6,132,856 17,374,339
5 3

Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit
「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」

DreamWorks
(アスミック)

2,935 4 4,302,316 49,694,983
6

The Weather Man

Paramount

1,510 1 4,248,465 4,248,465
7 1

Doom

Universal

3,202 2 4,228,385 23,034,930
8 5

North Country
「ノース・カントリー」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,555 2 3,560,238 12,109,718
9 4

The Fog

Columbia/Revolution

2,587 3 3,108,668 25,311,280
10 7

Flightplan
「フライトプラン」

Touchstone
(ブエナビスタ)

1,766 6 2,727,697 81,277,639

「ソウ2」が首位。「レジェンド・オブ・ゾロ」が2位

ホワイトソックスが千葉ロッテ同様4連勝で世界一の座をつかんだハロウィーン前の週末、全米ボックスオフィスで首位に立ったのは「ソウ2」。週末3日間で約3170万ドルの興収をあげ、配給のライオンズ・ゲート歴代1位のオープニング興収となった。(これまでの記録は昨年の「華氏911」で約2390万ドル)。昨年の「ソウ」は最終的に興収約5520万ドルをあげたが、「ソウ2」がその上をいくのは確実だ。2位も続編。98年夏に公開され、北米で9300万ドル、全世界で約2億3300万ドルの興収をあげる大ヒットとなった「マスク・オブ・ゾロ」の続編となる「レジェンド・オブ・ゾロ」である。アントニオ・バンデラス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの主演2人がそのまま続投したが、オープニング3日間の興収は約1630万ドルと振るわず、厳しいスタートとなった。批評も芳しくなく、前作以上のヒットは難しそう。そして3位に入った新作はユマ・サーマンとメリル・ストリープ共演のコメディ「プライム」。こちらは批評家受けは上々だが、興収約600万ドルと振るわず。そしてさらに振るわなかったのが、ニコラス・ケイジ、マイケル・ケイン共演のコメディドラマ「ウェザーマン」。オープニング3日間で興収約430万ドル。ニコラス・ケイジ主演作としては94年の「パラダイスの逃亡者」に次ぐ低い成績となっている。

2005年11月1日更新 藤井竜太郎

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