国内映画ランキング : 2004年9月18日~2004年9月19日

映画ランキング : 2004年9月21日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年9月18日~2004年9月19日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

アイ,ロボット

配給:フォックス

日劇1ほか東宝系 1
2 1

バイオハザードII アポカリプス

配給:ソニー

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 2
3 4

仮面ライダー剣<ブレイド>/特捜戦隊デカレンジャー

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 2
4 3

ヴァン・ヘルシング

配給:ギャガ・ヒューマックス

日比谷スカラ座1ほか東宝系 3
5 2

ヴィレッジ

配給:ブエナビスタ

日劇3ほか東宝系 2
6 6

スウィングガールズ

配給:東宝

シャンテシネほか東宝系 2
7 5

NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 4
8

トゥー・ブラザーズ

配給:ヘラルド

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 1
9 7

LOVERS

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 4
10 8

華氏911

配給:ギャガ/博報堂/ヘラルド

恵比寿ガーデンシネマほか 6

※ファーストラン時点

「アイ,ロボット」が首位。「トゥー・ブラザーズ」は8位デビュー

プロ野球は土日に渡ってストライキ。各球団が被った2日間の経済的損失は合計19億円とも言われているが、映画館はこの影響で多少動員が上向いたという説もある。そんな中、予定通り首位デビューを飾ったのは、映画として初めてプロ野球の1試合を広告ジャックした(7月25日の横浜VS巨人戦)「アイ,ロボット」。前週の先行上映の興収が1億円そこそこと、それほど芳しくなかったが、その数字を含む3連休の成績では、動員が61万4000人、興収で8億4700万円と一気に好調に転じた。「ヴァン・ヘルシング」(2日間で6億3500万円)、「バイオII」(2日間で6億4000万円)に続き、3週連続でアクション映画が首位に立ったが、出足の勢いもほぼ同等で、いずれの作品も興収30億円は突破できそうだ。「ヴィレッジ」の3ランクダウンが目立つものの上位陣は安定しており、6位の「スウィングガールズ」も引き続き好調、10日間で早くも興収6億円を突破している。そして8位には、おす&ピーの兄弟CFも話題の「トゥー・ブラザーズ」が辛くも食い込んだ。「セブン・イヤーズ・イン・チベット」「スターリングラード」など、ジャン=ジャック・アノー監督とは相性がいいヘラルド映画だが、今回はちょっと作品がキツかったか。

2004年9月21日更新 駒井尚文

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