全米映画ランキング : 2003年10月3日~2003年10月5日

全米映画ランキング:2003年10月7日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年10月3日~2003年10月5日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The School of Rock
「ザ・スクール・オブ・ロック」

Paramount
(UIP)

2,614 1 20,200,000 20,200,000
2

Out of Time

MGM/UA

3,076 1 17,000,000 17,000,000
3 1

The Rundown
「ザ・ランダウン」

Universal
(UIP)

3,154 2 9,777,000 32,741,000
4 2

Under the Tuscan Sun
「トスカーナの休日」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

1,697 2 7,910,000 20,967,000
5 4

Secondhand Lions
「セカンドハンド・ライオンズ」

New Line
(ヘラルド)

3,032 3 5,375,000 30,816,000
6 3

Underworld
「アンダーワールド」

Sony
(ギャガ・ヒューマックス)

2,715 3 4,800,000 44,541,000
7 10

Lost in Translation
「ロスト・イン・トランスレーション」

Focus Features
(東北新社)

864 4 4,267,467 14,162,216
8 5

The Fighting Temptations
「ザ・ファイティング・テンプテーションズ」

Paramount
(UIP)

1,762 3 3,285,000 24,475,000
9 6

Once Upon a Time in Mexico
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・メキシコ」

Sony
(ソニー)

2,097 4 2,550,000 52,992,000
10 8

Cold Creek Manor
「コールド・クリーク・メイナー」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

1,938 3 2,500,000 18,330,000

“ロックの学校”が首位。デンゼル・ワシントン主演作が2位

ロックバンドをクビになった男が、学校で小学生を相手にロックスターになる方法を教えるというコメディ「ザ・スクール・オブ・ロック」が初登場で首位。主演に「愛しのローズマリー」のジャック・ブラック、監督には「ウェイキング・ライフ」の不思議な映像世界が話題となったリチャード・リンクレイター。製作費2000万ドル強という低予算映画ながら、オープニングの週末3日間で早くも2020万ドルの興収を上げる快挙。2位には、デンゼル・ワシントン主演のクライム・サスペンス「アウト・オブ・タイム」が初登場でランクイン。有能な警察署長が殺人事件の容疑者として疑われ、無実を証明するために奮闘する。監督は「ハイ・クライムズ」のカール・フランクリン。デンゼル・ワシントン主演作品は、ここ数年「タイタンズを忘れない」「トレーニング・デイ」「ジョンQ」などが全米ナンバーワンに輝いていたが、本作では首位デビューに失敗。思いがけない伏兵にやられた感じか。3位以下の作品では、ダイアン・レイン主演の「トスカーナの休日」が館数を470ほど増加させて4位。また、ソフィア・コッポラ監督作「ロスト・イン・トランスレーション」が、やはり館数を370ほど増やし10位から7位に躍進している。

2003年10月7日更新 藤井竜太郎

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