国内映画ランキング : 2003年7月19日~2003年7月20日

映画ランキング : 2003年7月22日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2003年7月19日~2003年7月20日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

踊る大捜査線THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!

配給:東宝

日比谷スカラ座1ほか東宝系 1
2 1

ターミネーター3

配給:東宝東和

日劇1ほか東宝系 2
3

ポケットモンスター・アドバンスジェネレーション/七夜の願い星ジラーチ

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 1
4 2

マトリックス・リローデッド

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 7
5 3

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

配給:ソニー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 4
6

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

配給:ワーナー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 1
7 5

バトル・ロワイアルII/鎮魂歌

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 3
8 4

トレジャー・プラネット

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 2
9 8

スパイ・ゾルゲ

配給:東宝

みゆき座ほか東宝系 6
10 6

デッドコースター

配給:ギャガ・ヒューマックス

渋谷東急ほか松竹・東急系 3

※ファーストラン時点

「踊る2」が日本新記録で金メダル級のスタート!

世界水泳では北島が世界記録で金メダル。「踊る大捜査線2」は、初日・2日間の動員が86万5000人、興収が12億3775万円という、こちらも金メダル級の記録で猛ダッシュ。この成績は、前作(98年10月公開・興収101億円)と比較して動員で208%、興収では228%というダブルスコア。やはり3連休に公開された01年の「千と千尋の神隠し」をも、動員で102.4%、興収で109.7%(公開3日間で対比)と上回り、これ以上ないスタートダッシュに成功した。客層は20~30代を中心に、下は小学生から上は50代まで、男女がほぼ半々という死角のない構成。実写の日本映画としては、83年の「南極物語」の記録(推定興収110億円)を20年ぶりに破っての新記録樹立へ期待が高まっている。また、3位デビューの「ポケモン」も好調だ。“幻のポケモン”、ジラーチがもらえる引換券つきの前売り券がバカ売れ。その勢いを本興行まで持ち込んだ格好。初日・2日間の動員は、昨年の「ラティアスとラティオス」対比で165%、一昨年の「セレヴィ」対比で122%というもの。「踊る2」の快記録の陰に隠れがちだが、こちらもなかなか立派な成績。また、全米で興収2億ドルを超えた驚異のインディペンデント作品、「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」も公開されたが、こちらはまずまずといったところ。大作がひしめく夏ではなく、秋の公開の方が面白い結果が生まれた可能性も。

2003年7月22日更新 駒井尚文

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