国内映画ランキング : 2003年3月22日~2003年3月23日

映画ランキング : 2003年3月25日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2003年3月22日~2003年3月23日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

配給:UIP

日劇1ほか東宝系 1
2 1

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔

配給:ヘラルド/松竹

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 5
3 2

007/ダイ・アナザー・デイ

配給:フォックス

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 3
4 3

リロ&スティッチ

配給:ブエナビスタ

日劇3ほか東宝系 3
5 5

ドラえもん のび太とふしぎ風使い/Pa-Pa-Paザ☆ムービー パーマン

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
6 6

ワンピース THE MOVIE/デッドエンドの冒険

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 4
7 4

戦場のピアニスト

配給:アミューズ

有楽町スバル座ほか東宝系 6
8

ピノッキオ

配給:アスミック

丸の内プラゼールほか松竹系 1
9 7

タキシード

配給:UIP

日比谷映画ほか東宝系 2
10 8

青の炎

配給:東宝

みゆき座ほか東宝系 2

※ファーストラン時点

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」首位奪取

首位を独走していた「ロード・オブ・ザ・リング」に土がついた。戦争の影響が懸念されたこの週末の興行であったが、3連休ということもあってか、都内各劇場はそれなりの賑わいを見せている。中でも注目は、やはりディカプリオ、ハンクス、スピルバーグというウソみたいな顔合わせが実現した「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」だろう。この作品、新潮文庫から原作(「世界をだました男」)も発売されており、こちらもなかなか面白い。スピルバーグの原作翻案の方法論もよく分かる。以下「ロード・オブ・ザ・リング」や「ダイ・アナザー・デイ」「リロ&スティッチ」は、前週比でいずれも動員が80%程度と好調に推移。「ドラえもん」「ワンピース」も春休みを満喫している。ただ1人、順位を落としたのが「戦場のピアニスト」なのだが、これは日劇チェーンからムーブオーバーしたことがおもな原因。予想外のアカデミー主要3部門受賞というオマケがついたので、適当な引っ越し先劇場さえ見つかれば、まだまだロングランができそうだ。そして、残念な結果に終わったのが、ロベルト・ベニーニの「ピノッキオ」。「ライフ・イズ・ビューティフル」ではオスカーの主演男優になったベニーニだが、今回はラジー賞でワースト主演男優に。

2003年3月25日更新 駒井尚文

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