国内映画ランキング : 2003年2月1日~2003年2月2日

映画ランキング : 2003年2月4日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2003年2月1日~2003年2月2日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ボーン・アイデンティティー

配給:UIP

日劇3ほか東宝系 2
2 2

ハリー・ポッターと秘密の部屋

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 21
3 3

黄泉がえり

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
4 4

マイノリティ・リポート

配給:フォックス

日劇1ほか東宝系 9
5

トランスポーター

配給:アスミック・エース

渋谷東急ほか松竹・東急系 1
6 5

ギャング・オブ・ニューヨーク

配給:松竹/ヘラルド

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 7
7 6

壬生義士伝

配給:松竹

丸の内プラゼールほか松竹系 3
8 7

オールド・ルーキー

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 3
9 8

T.R.Y.

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 4
10

ケミカル51

配給:ギャガ・ヒューマックス

ニュー東宝シネマほか東宝系 1

※ファーストラン時点

「ボーン・アイデンティティー」がV2。上位に変動なし

「ボーン・アイデンティティー」が今週も首位をキープ。東京地区の動員数は前週比で24%の落ちと、全く問題ないレベル。ただし、ローカル地区がやや弱いのは確か。2位の「ハリー・ポッターと秘密の部屋」は、最終的な着地点が170~180億円付近に見えてきた。1作目の85~90%なら御の字だろう。そして3位の「黄泉がえり」は、なんと動員数を前週より伸ばしてきた。銀座地区に加え、渋谷、新宿、池袋、お台場など都内13スクリーンでムーブオーバーおよび続映が決定している。上位陣が安定した動員を見せる中、今週はヨーロッパ系の新作2本がデビュー。リュック・ベッソンが「WASABI」以来の、そして自身の新しい製作会社ヨーロッパ・コープで製作した「トランスポーター」がまずまずの成績で5位デビュー。一方、リバプールを舞台にロバート・カーライルがサミュエル・L・ジャクソンと暴れまくる「ケミカル51」は辛うじて10位。さてさて、今週末は「レッド・ドラゴン」「13階段」「アレックス」といった注目作が封切り。とりわけ、深夜のTVスポット量が尋常でない「レッド・ドラゴン」。そのオーバースペックとも思える拡大公開の成り行きに注目してみたい。

2003年2月4日更新 駒井尚文

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