国内映画ランキング : 2002年11月2日~2002年11月3日
映画ランキング : 2002年11月5日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2002年11月2日~2002年11月3日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 初 | ザ・リング配給:アスミック/角川書店 | 日比谷映画ほか東宝系 | 1 | |
2 | 初 | たそがれ清兵衛配給:松竹 | 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 | 1 | |
3 | 1 | トリプルX配給:東宝東和 | 日劇3ほか東宝系 | 2 | |
4 | 2 | ロード・トゥ・パーディション配給:フォックス | 日劇1ほか東宝系 | 5 | |
5 | 初 | プロフェシー配給:ソニー | 渋谷東急ほか松竹・東急系 | 1 | |
6 | 4 | 9デイズ配給:ブエナビスタ | 丸の内ルーブルほか松竹・東急系 | 3 | |
7 | 3 | Dolls(ドールズ)配給:松竹/オフィス北野 | 丸の内ピカデリー2ほか松竹系 | 4 | |
8 | 5 | サイン配給:ブエナビスタ | 日比谷スカラ座1ほか東宝系 | 7 | |
9 | 6 | OUT配給:フォックス | 丸の内プラゼールほか松竹系 | 3 | |
10 | 7 | 凶気の桜配給:東映 | 丸の内シャンゼリゼほか東映系 | 3 |
※ファーストラン時点
初登場で首位、日本でも「ザ・リング」現象。「たそがれ清兵衛」が2位に
全米ボックスオフィスでの見事なパフォーマンスを追い風に、日本に逆上陸した「ザ・リング」が見事に首位デビューを飾った。この3連休の動員数は27万人、興収は3億9000万円を記録しており、現時点での最終興収予測は25億円付近だ。このところ、ヒット作がなかなか生まれず、暗い話題に終始していた国内ボックスオフィスにあって久々に景気のいい話である。ちなみに、東京に比べ大阪の動員が強く、ロードショーとローカルの比率は3対7。都内の劇場では、制服姿の中高生も数多く見られ、オリジナル版を観ていない客層もかなり多い模様。オリジナル版といえば、公開日(11月2日)にフジテレビ系で放映された日本版「リング」の視聴率は、3回目の放映にもかかわらず14.1%を記録したとのことで、国内にはちょっとした「ザ・リング」現象が巻き起こっているようだ。同じく、初登場で2位デビューとなったのは、山田洋二監督のこだわりの時代劇「たそがれ清兵衛」。時代劇なのに、何故か地方より都市部での成績がよいとのこと。今週は初登場がもう1本。リチャード・ギア主演の「プロフェシー」が5位デビュー。ここのところ、やや地味な作品が多いリチャード・ギアだが、「シカゴ」あたりで今一度存在感をアピールしておきたいところだ。
2002年11月5日更新 駒井尚文