全米映画ランキング : 2002年10月11日~2002年10月13日

全米映画ランキング:2002年10月15日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年10月11日~2002年10月13日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Red Dragon
「レッド・ドラゴン」

Universal
(UIP)

3,363 2 17,655,750 63,279,005
2 2

Sweet Home Alabama
「メラニーは行く!」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,313 3 14,261,720 84,712,801
3

Brown Sugar

Fox Searchlight

1,372 1 10,738,882 10,738,882
4

The Transporter
「トランスポーター」

Fox
(アスミック)

2,573 1 9,107,816 9,107,816
5 4

My Big Fat Greek Wedding

IFC Films

2,016 26 8,453,159 158,954,054
6 3

The Tuxedo
「タキシード」

Dreamworks
(UIP)

2,985 3 7,046,222 37,038,408
7

White Oleander
「ホワイト・オランダー」

Warner Bors.
(ギャガ・ヒューマックス)

1,510 1 5,607,480 5,607,480
8

Tuck Everlasting

Buena Vista

1,185 1 5,268,764 5,268,764
9

Knockaround Guys
「ノックアラウンド・ガイズ」

New Line
(ヘラルド)

1,806 1 5,016,852 5,016,852
10 5

Barbershop

MGM/UA

1,911 5 4,016,652 65,440,273

新作5本がランクインも、「レッド・ドラゴン」がV2!

レクター博士の「レッド・ドラゴン」、そして今、何かと身辺が慌しいリース・ウィザースプーンの「メラニーは行く!」が前週と変わらず1位と2位。「レッド・ドラゴン」は、最終的に興収1億ドル突破は確実で、前作「ハンニバル」の1億6500万ドル、「羊たちの沈黙」の1億3000万ドルと合わせると、シリーズ3部作で合計4億ドルほどの商売。まあ、誰も文句はなかろう。さて、今週は新作が大量5本もランクインして来た。まず、3位の「Brown Sugar」は、黒人版「恋人たちの予感」とも言うべきロマンティック・コメディ。監督はリック・ファミュイワ、主演には「アリー・マイ・ラブ」のジャクソン・デューパー役でもおなじみテイ・ディッグス。4位の「トランスポーター」は、その名の通り「運び屋」が主人公。ある運びの仕事で、荷物が動いているのを不審に思い、中を覗いてみると猿ぐつわをされた美女が……。主演はジェイソン・ステイサム(「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」)、監督はユン・ケイことコーリー・ユエン、そして製作と脚本(共同)にはリュック・ベッソン。7位は、ジャネット・フィッチの同名小説の映画化。殺人罪で収監された母と、その娘の自分探しの物語。8位も原作もの。ナタリー・バビットの「時をさまようタック」を、「マイ・ドッグ・スキップ」のジェイ・ラッセル監督が映画化。そして9位は、デニス・ホッパー、ビン・ディーゼル、セス・グリーン、ジョン・マルコビッチら曲者俳優勢ぞろいのギャングもの。遅れに遅れて、ようやく公開。

2002年10月15日更新 藤井竜太郎

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