国内映画ランキング : 2002年10月12日~2002年10月13日

映画ランキング : 2002年10月15日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2002年10月12日~2002年10月13日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ロード・トゥ・パーディション

配給:フォックス

日劇1ほか東宝系 2
2

Dolls(ドールズ)

配給:松竹/オフィス北野

丸の内ピカデリー2ほか松竹系 1
3 2

サイン

配給:ブエナビスタ

日比谷スカラ座1ほか東宝系 4
4 3

ジャスティス

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 3
5 4

宣戦布告

配給:東映

渋谷東急3ほか東急・東映系 2
6

容疑者

配給:ギャガ・ヒューマックス

日比谷映画ほか東宝系 1
7

クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア

配給:ワーナー

渋谷東急ほか松竹・東急系 1
8 6

バイオハザード

配給:アミューズ

丸の内プラゼールほか松竹系 7
9 8

阿弥陀堂だより

配給:東宝/アスミック

みゆき座ほか東宝系 2
10 7

アバウト・ア・ボーイ

配給:UIP

日劇3ほか東宝系 5

※ファーストラン時点

「ロード・トゥ・パーディション」が辛うじてV2。「Dolls」が僅差の2位

体育の日を含む3連休。東京地方は晴天にも恵まれたせいか、映画館の稼働率はそれほど高くなかったようだ。2週連続でトップをキープした「ロード・トゥ・パーディション」にしても、それほど勢いが感じられない。来る16日は、“ボスの日”にちなんだ割引興行(会社の上司などと鑑賞すると、一律1000円)も行われるそうだ。“ボスの日”なんて、皆さんご存知でした? 北野武の10作目となる「Dolls」は、初登場で2位とまずまずの出足。東京地区では、首位との差はほとんどないに等しい。3位の「サイン」は前週比75%と今週も手堅いパフォーマンス。その他、連休めがけて封切られた新作は、デ・ニーロの「容疑者」が6位、おすぎのCFで勝負に出た「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」が7位と、どちらも不完全燃焼。恐らく両作品ともに、ファーストランは3週だろう。もう1本、ジェニファー・ロペスの「エンジェル・アイズ」も3週ロックなのだが、こちらは13位スタートとさっぱり。日本では人気今ひとつのJ.Lo、彼女の新作をラインナップに持つ配給会社はさぞや頭が痛いことだろう。それにしても、秋風吹きすさぶ国内映画マーケット。11月23日まではずっとこの調子なのだろうか?

2002年10月15日更新 駒井尚文

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