全米映画ランキング : 2002年10月4日~2002年10月6日

全米映画ランキング:2002年10月8日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年10月4日~2002年10月6日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Red Dragon
「レッド・ドラゴン」

Universal
(UIP)

3,357 1 37,500,000 37,500,000
2 1

Sweet Home Alabama
「メラニーは行く!」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,303 2 21,600,000 65,600,000
3 2

The Tuxedo
「タキシード」

Dreamworks
(UIP)

3,022 2 10,100,000 28,100,000
4 4

My Big Fat Greek Wedding

IFC Films

1,971 25 8,482,241 147,976,268
5 3

Barbershop

MGM/UA

2,176 4 6,800,000 60,183,000
6

Jonah: A VeggieTales Movie

Artisan

940 1 6,500,000 6,500,000
7 5

The Banger Sisters
「ザ・バンガー・シスターズ」

Fox Searchlight
(フォックス)

2,530 3 3,570,000 24,384,336
8 6

The Four Feathers
「ザ・フォー・フェザース」

Paramount
(アミューズ)

2,187 3 2,085,000 15,545,000
9 20

Moonlight Mile
「ムーンライト・マイル」

Buena Vista
(ギャガ・ヒューマックス)

434 2 2,000,000 2,400,000
10 7

One Hour Photo
「ストーカー」

Fox Searchlight
(フォックス)

1,261 7 1,720,000 28,766,860

レクター博士、健在。「レッド・ドラゴン」が首位デビュー!

レクター博士3部作、「レッド・ドラゴン」が首位デビューに成功した。そもそもこの作品は、86年に「刑事グラハム/凍りついた欲望」というタイトルでマイケル・マン監督により映画化されたものを、後に「羊たちの沈黙」「ハンニバル」でレクター博士を演じたアンソニー・ホプキンスを再々フィーチャーしてリメイクしたもの。監督はブレット・ラトナー、その他の出演者にエドワード・ノートン、レイフ・ファインズ、エミリー・ワトソンなど。スクリーン数は昨年の「ハンニバル」をしのぐ3357。オープニング3日間の興収見積は3750万ドル(約45億円)で、10月公開作品の中では歴代第1位を記録。2位のリース・ウィザースプーン主演作「メラニーは行く!」は、前週比で40%落ちたが、それでも2000万ドル以上の興収を叩き出して引き続き好調。1億ドルは余裕でクリアしそう。4位の「グリーク・ウェディング」は、ついに「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の記録を破り、インディペンデント作品の興収記録を更新。そろそろ日本の配給元も決定するはず。今週は初登場作品があと2本。6位は、野菜たちが主人公の子ども向けビデオシリーズの映画化。聖書から題材を得たアニメ・ミュージカル。9位には、ダスティン・ホフマンとスーザン・サランドン共演のドラマがランクイン。

2002年10月8日更新 藤井竜太郎

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