全米映画ランキング : 2002年8月23日~2002年8月25日
全米映画ランキング:2002年8月27日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2002年8月23日~2002年8月25日
(金額・順位は確定後のもの)
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | スクリーン数 | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | Signs | 3,453 | 4 | 14,360,000 | 173,200,000 | |
2 | 1 | XXX | 3,517 | 3 | 13,700,000 | 106,700,000 | |
3 | 4 | Spy Kids 2: The Island of Lost Dreams | 3,307 | 3 | 7,800,000 | 58,525,337 | |
4 | 6 | My Big Fat Greek WeddingIFC Films | 1,329 | 19 | 7,578,294 | 64,007,182 | |
5 | 3 | Blue Crush | 3,015 | 2 | 6,500,000 | 26,400,000 | |
6 | 初 | Serving Sara | 2,154 | 1 | 6,075,000 | 6,075,000 | |
7 | 5 | Austin Powers in Goldmember | 2,805 | 5 | 5,625,000 | 193,958,000 | |
8 | 初 | UndisputedMiramax | 1,102 | 1 | 4,700,000 | 4,700,000 | |
9 | 初 | S1m0ne | 1,920 | 1 | 4,050,000 | 4,050,000 | |
10 | 7 | Blood Work | 2,203 | 3 | 2,860,000 | 20,228,000 |
「サイン」が首位に返り咲き。初登場3本は、すべて不振に
全米はサマーシーズンが終焉間近。大作・話題作の封切りも一段落だ。で、この夏、勢いのあった作品を振り返ってみると、1位は新たなフランチャイズとなった「スパイダーマン」で約1億1480万ドル(以下、数字はオープニング週末の興収)。今年から、全米における“サマーシーズン”は5月の第1週目の週末となった。2位は「エピソード2」で8000万ドル、3位が「オースティン・パワーズ3」で7300万ドル、4位「サイン」6000万ドル、5位「スクービー・ドゥー」5400万ドルの順。累計興収での比較はまたの機会に。そして、今週は「サイン」が出戻り首位。2位に落ちた「トリプルX」は順当に1億ドル越え(累計興収)。3位に上がった「スパイキッズ2」は5000万ドルをクリア。そしてそして、スタッフ・キャストともにノー・ネームながら、4カ月かけて4位までたどり着いたのが、「My Big Fat Greek Wedding」。若いギリシャ女性が、ギリシャ人でない男と恋に落ちるラブコメ。ヨーロッパでの公開もぼちぼち決まってきているが、日本ではまだ未定。その他今週の初登場は3本。6位は、マシュー・ペリーとエリザベス・ハーレー主演の離婚コメディ。8位は、ウェズリー・スナイプスとビング・レームズ共演によるドラマ。9位はアル・パチーノ主演のバーチャル・アイドルもの。監督は「ガタカ」のアンドリュー・ニコル。3作ともに振るわず、だったが。
2002年8月27日更新 藤井竜太郎