全米映画ランキング : 2002年3月8日~2002年3月10日

全米映画ランキング:2002年3月12日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年3月8日~2002年3月10日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Time Machine
「タイムマシン」

Dreamworks
(ワーナー)

2,944 1 22,500,000 22,500,000
2 1

We Were Soldiers
「ワンス・アンド・フォーエバー」

Paramount
(ギャガ・ヒューマックス)

3,143 2 14,450,000 40,794,000
3

All About the Benjamins

New Line

1,505 1 10,125,000 10,125,000
4 2

40 Days and 40 Nights
「40デイズ・アンド・40ナイツ」

Miramax
(UIP)

2,399 2 7,100,000 22,891,438
5 3

John Q
「ジョンQ」

New Line
(ギャガ・ヒューマックス)

2,382 4 6,000,000 59,091,000
6 4

Return to Never Land
「ピーターパン2/リターン・トゥ・ネバー・ランド」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,498 4 4,700,000 41,700,000
7 5

Dragonfly
「ドラゴンフライ」

Universal
(東宝東和)

2,431 3 4,100,000 24,900,000
8 8

A Beautiful Mind
「ビューティフル・マインド」

Universal
(UIP)

1,795 12 3,900,000 144,300,000
9 7

Big Fat Liar
「ビッグ・ファット・ライアー」

Universal
(UIP)

2,074 5 3,400,000 43,300,000
10 10

The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring
「ロード・オブ・ザ・リング」

New Line
(ヘラルド/松竹)

1,210 12 2,600,000 291,066,000

H・G・ウェルズ原作「タイムマシン」が首位デビュー!

今週、初登場で見事1位に輝いたのは、H・G・ウェルズ原作の古典的SF「タイムマシン」。59年の同名映画のリメイクである。19世紀末、ビクトリア朝の科学者がタイムマシンを発明、80万年後の未来へ旅をする物語。主演のガイ・ピアースにとっては、もちろん自己ベストのオープニング記録。なお、監督のサイモン・ウェルズ(「プリンス・オブ・エジプト」)は、H・G・ウェルズの曾孫にあたる。IMDBによると、もう1人ゴア・バービンスキー(「ザ・メキシカン」)も監督として名を連ねているのだが、現時点で事実関係は不明。2位のメルギブ主演の戦争映画は、前週比70%とまずまずの成績で推移。目標は興収1億ドルオーバーに変わりない。3位に初登場したのは、アイス・キューブ製作・脚本・主演によるアクション・コメディ。彼が製作に絡んだ映画では、00年1月に「Next Friday」が全米1位で登場したのに次ぐヒット。4位の「40デイズ・アンド・40ナイツ」は、興収が前週比45%ダウンで2ランクの落ち。以下、中位~下位の作品にさほど大きな動きは見られない。

2002年3月12日更新 藤井竜太郎

過去のランキング