国内映画ランキング : 2002年1月12日~2002年1月13日

映画ランキング : 2002年1月15日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2002年1月12日~2002年1月13日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ハリー・ポッターと賢者の石

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 7
2 2

バニラ・スカイ

配給:UIP

日比谷スカラ座1ほか東宝系 4
3 3

スパイ・ゲーム

配給:東宝東和

日本劇場ほか東宝系 5
4

ヴィドック

配給:アスミック

渋谷東急ほか松竹・東急系 1
5 6

千年の恋/ひかる源氏物語

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 5
6 4

シュレック

配給:UIP

日劇プラザほか東宝系 5
7 5

千と千尋の神隠し

配給:東宝

みゆき座ほか東宝系 26
8 7

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃/とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険

配給:東宝

日劇東宝ほか東宝系 5
9 11

バンディッツ

配給:フォックス

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 3
10 8

《冬の角川アニメ超豪華4本立て》サクラ大戦 活動写真/スレイヤーズぷれみあむ ほか2本

配給:東映

丸の内シャンゼリゼほか東映・東急系 4

※ファーストラン時点

「ハリー・ポッター」安泰。「E.T.」越えは確実だが……。

「ハリー・ポッター」が全く危なげのない横綱相撲。さすがに、正月休みが明けて動員が若干減少傾向だが、それでも前週比で85%という高稼働率。昨年の夏、「千と千尋」が連続11週にわたって1位を記録したが、「ハリー・ポッター」はそれを上回る可能性も出てきた。土をつけるとすれば、2月2日公開の「オーシャンズ11」が濃厚なのだが、同作は「ハリー・ポッター」と同じワーナー映画の配給作品である。この皮肉な展開は、全米で「ハリー・ポッター」が4週目に「オーシャンズ11」に首位を譲った展開とそっくり。いずれにせよ、既に興収は150億円を突破しており、早ければ1月中にも200億円を超えてきそうな勢いの「ハリー・ポッター」であるが、最終的な着地点はどの辺か。「スター・ウォーズ エピソード1」(歴代7位)や「ジュラシック・パーク」(6位)は軽く抜き去り、恐らく「アルマゲドン」(5位)も「E.T.」(4位)も「もののけ姫」(3位)も抜くだろう。となると残るは「千と千尋」「タイタニック」だ。逃げる「千と千尋」は、26週目にしてまだ続映中。強敵である。そう言えば「E.T.」は今年リバイバルされるので、その分の興収が上乗せされて、ランクがアップする可能性もある。まあ、このまま行けば、歴代3位というところなのだが。

2002年1月15日更新 駒井尚文

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