国内映画ランキング : 2001年12月8日~2001年12月9日

映画ランキング : 2001年12月11日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2001年12月8日~2001年12月9日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ハリー・ポッターと賢者の石

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 2
2

アトランティス/失われた帝国

配給:ブエナビスタ

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 1
3 2

冷静と情熱のあいだ

配給:東宝

日劇東宝ほか東宝系 5
4 3

千と千尋の神隠し

配給:東宝

日比谷スカラ座1ほか東宝系 21
5 4

ムーラン・ルージュ

配給:フォックス

日劇プラザほか東宝系 4
6 5

陰陽師

配給:東宝

日比谷映画ほか東宝系 10
7 7

ポワゾン

配給:ギャガ・ヒューマックス

日本劇場ほか東宝系 3
8 8

かあちゃん

配給:東宝

みゆき座ほか東宝系 5
9 6

ソードフィッシュ

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 6
10 11

伊能忠敬/子午線の夢

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 4

※ファーストラン時点

「ハリー・ポッター」2週目も強し。「千と千尋」を上回る快進撃。

もはや社会現象となってしまった「ハリー・ポッターと賢者の石」。2週目週末2日間の全国興収は15億円を突破し、1週目の週末を上回る(公開初日が映画の日で1000円均一だったことも手伝って)という快挙。動員でも前週比で85%という堅実さを示している。ちなみに、2週目の成績で比較すると、対「スター・ウォーズ エピソード1」比229%、「千と千尋」比140%という凄まじさ。累計興収は、公開から8日間で30億円を突破(「千と千尋」も同じ日数で到達)している。もちろん「千と千尋」よりは「ハリー・ポッター」の方が遥かにスクリーン数が多いのだが、冬休み前のこの時期でこれだけ稼働しているのは驚異的と言える。今後、正月休みに入って、どこまでのパフォーマンスを見せてくれるのかに注目だ。もはやライバルは「スター・ウォーズ」ではなく、完全に「千と千尋」となっている。そんな中で初日を迎えたのが、ウォルト・ディズニー生誕100年記念作品「アトランティス」。「冷静と情熱」をかわして2位につけたが、「ハリー・ポッター」と客層がかぶるせいか、まったく迫力が見られない。また、先行オールナイトで上映された「シュレック」「スパイ・ゲーム」の2作ともに、インパクトのある数字は出していない。やはり、ライバルが強すぎる。

2001年12月11日更新 駒井尚文

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