ジョン・ルーサー・ロング : ウィキペディア(Wikipedia)
ジョン・ルーサー・ロング(John Luther Long、1861年1月1日 - 1927年10月31日)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれの弁護士、小説家。
ロングは、姉のサラ・ジェーン・コレルが宣教師の妻として日本に滞在した際に聞いた話を基にGods of Pegana by Lord Dunsanymewsings, 2015.6.27、短編小説『マダム・バタフライ』(Madame Butterfly)を書いたことで知られる。同小説は1898年にユタ大学の学生雑誌『センチュリー・マガジン』1月号に発表された。1900年には劇作家デーヴィッド・ベラスコによって戯曲化され、ニューヨークで初演された。1904年初演のプッチーニ作のオペラ『蝶々夫人』(Madama Butterfly)は当小説と戯曲とを原作として作られた。
また、ベラスコとともに同じく日本を舞台としたジャポニスム劇『神々の寵児(The Darling of The Gods)』も制作し、ニューヨークとロンドンで舞台化された。ロンドン公演の際には衣装や背景セットに牧野義雄が助言した 科研。この舞台に触発され、ダンセイニ卿は『ペガーナの神々』を執筆した。
出典
外部リンク
- ジョン・ルーサー・ロング「蝶々夫人」全文(英語)(米国バージニア大学のサイト)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/12 06:24 UTC (変更履歴)
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