マーク・ハミルトン : ウィキペディア(Wikipedia)
マーク・アラン・ハミルトン(Mark Alan Hamilton, 1984年7月29日 - )は、アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア出身の元プロ野球選手(一塁手)。左投左打。現役引退後の2020年から、医師に転身している。
経歴
プロ入りとカージナルス時代
のMLBドラフト2巡目(全体76位)でセントルイス・カージナルスから指名され、入団。傘下のマイナーリーグベースボール(MiLB)球団でおよそ6シーズンにわたって実戦経験を積んだ。
4月20日のフロリダ・マーリンズ戦でメジャーデビューを果たした。
には、MLB公式戦38試合に出場。チームでは主に代打要員や控え一塁手として扱われながらも、ワールドシリーズ制覇を経験した。
には、MLB公式戦への出場機会がないまま、8月18日にFAになった。
レッドソックス傘下時代
1月4日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を締結。傘下のAAA級ポータケット・レッドソックスに所属した。シーズン終了後にFAになった。
ブレーブス傘下時代
2013年12月にアトランタ・ブレーブスとの間でマイナー契約を締結。
シーズンに傘下のAAA級グウィネット・ブレーブスでプレー。シーズン終了後にFAになったことを機に、現役を引退した。MLBの公式戦には通算で47試合に出場したものの、カージナルス時代の2シーズンだけにとどまった。
現役引退後
医師を目指してへ進学したところ、2020年の初頭からアメリカ合衆国内でCOVID-19の感染拡大を受け、当初の予定より早く同年4月10日に卒業した。同年6月からは、アメリカ合衆国ニューヨーク州にあるの内科へ勤務。国内で感染の拡大が最も深刻なニューヨーク州で内科の研修医として患者の治療に当たることから、医科大学からの卒業に際しては、MLBの公式サイトで特集記事が組まれた。さらに、メジャーリーガーから医師への転身自体が異例ということもあって、日本のメディアでもこの記事の抄訳が紹介された。
詳細情報
背番号
- 64 (2010年)
- 38 (2011年)
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 H
外部リンク
- Mark Hamilton stats MiLB.com
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/22 20:37 UTC (変更履歴)
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