ヌリ・ビルゲ・ジェイラン : ウィキペディア(Wikipedia)

ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(、1959年1月26日 - )は、トルコの映画監督・脚本家。

来歴

ボアズィチ大学でエンジニアリングを学んだ後、ミマール・スィナン芸術大学で映画製作を2年間学んだ。

1995年に初作品となる短編『繭』を製作。第48回カンヌ国際映画祭の短編部門で上映された。その2年後の1997年に『カサバ - 町』で長編デビュー。翌1998年の第11回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、東京シルバー賞を受賞した。フォーラム部門に出品された第48回ベルリン国際映画祭ではカリガリ映画賞を受賞している。1999年の『5月の雲』は翌2000年の第50回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品された。

2002年の『冬の街』と2011年の『昔々、アナトリアで』でカンヌ国際映画祭グランプリを、2008年の『スリー・モンキーズ』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞。2014年には5度目の出品となった第67回カンヌ国際映画祭で『雪の轍』がパルム・ドールを受賞した。

フィルモグラフィ

映画

題名備考
1995 Koza 短編映画監督
1997 カサバ - 町Kasaba 監督
19995月の雲Mayıs Sıkıntısı
2002冬の街Uzak
2006うつろいの季節iklimler
2008スリー・モンキーズÜç Maymun
2011昔々、アナトリアでBir Zamanlar Anadolu'da
2014雪の轍Kış Uykusu
2018Ahlat Ağアcı
2024二つの季節しかない村About Dry Grasses監督・脚本

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/02 05:15 UTC (変更履歴
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