ケビン・チャップマン : ウィキペディア（Wikipedia）

ケビン・アレン・チャップマン（Kevin Allen Chapman , 1988年2月19日 - ）は、アメリカ合衆国・フロリダ州ブロワード郡コーラルスプリングス出身の元プロ野球選手（投手）。左投左打。

同じくメジャーリーガーのマット・デン・デッカーは従兄弟にあたる。

経歴

プロ入り前

のMLBドラフト42巡目（全体1252位）でデトロイト・タイガースから指名されたが、契約には至らなかった。

のMLBドラフト50巡目（全体1513位）でシカゴ・ホワイトソックスから指名されたが、契約には至らなかった。

プロ入りとロイヤルズ傘下時代

のMLBドラフト4巡目（全体119位）でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、7月6日に入団。

アストロズ時代

3月20日にジェイソン・ブルジョワ、ハンベルト・キンテーロとのトレードで、ヒューストン・アストロズへ移籍したLHP Kevin Chapman traded to Astros MiLB.com。

8月8日にメジャー初昇格を果たしたAstros to call up lefty Chapman, DFA Blackley MLB.com。翌9日に行われたテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビュー。8回無死から3番手で登板し、打者一人を無失点1三振に抑えた。この年は25試合・20.1イニングに投げて13四球と、制球力に課題を残したが、防御率は1.77という素晴らしい数値を記録した。

は21試合に登板。防御率は大幅に上昇して4.64だったが、無敗で2勝を挙げたほか、与四球率を下げて奪三振率を上げるなど、一定の成長ぶりを見せた。

は一気に出番が減り、3試合に投げただけだった。5.1イニングで8個の三振を奪い、13.5という非常に高い奪三振率をマークした。

も登板機会は増えず、メジャーでは9試合の登板で防御率9.00・WHIP2.38という成績に終わった。ただ、FIPは自己ベストの3.15を記録し、一概に投球内容が悪化したわけではなかった。マイナーではAAA級のフレズノ・グリズリーズに所属し、51試合にリリーフ登板して防御率4.87・3勝4敗・奪三振率11.2という成績を残した。

2月8日に第4回WBCのカナダ代表に選出されたCanada roster announced for 2017 World Baseball Classic Baseball Canada (2017年2月8日) 2017年3月16日閲覧。2月15日に背番号を69に変更した。

ブレーブス傘下時代

2017年3月13日にウェイバーでアトランタ・ブレーブスへ移籍したTransaction Braves Roster & Staff March 2017 MLB.com (2017年3月13日) 2017年3月16日閲覧。3月31日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級グウィネット・ブレーブスへ配属された。

ツインズ傘下時代

2017年5月8日にダニー・サンタナとのトレードで、金銭と共にミネソタ・ツインズへ移籍し、傘下のAAA級ロチェスター・レッドウイングスへ配属された。6月13日にリリースされ、FAとなった。

米独立リーグ時代

2018年3月3日にアトランティックリーグ所属のニューブリテン・ビーズと契約。

タイガース傘下時代

2018年5月20日にデトロイト・タイガースと契約した。傘下AAA級チームでプレーした。同年オフにFAとなった。

詳細情報

年度別投手成績

	HOU	25	0	0	0	0	1	1	1	4	.500	87	20.1	13	1	13	2	1	15	3	0	6	4	1.77	1.28
		21	0	0	0	0	2	0	0	5	1.000	97	21.1	22	3	11	0	0	19	0	0	11	11	4.64	1.55
		3	0	0	0	0	0	0	0	1	----	22	5.1	4	1	3	0	0	8	0	0	2	2	3.38	1.31
		9	0	0	0	0	0	0	0	0	----	42	8.0	15	0	4	0	0	6	0	0	8	8	9.00	2.38
MLB：4年		58	0	0	0	0	3	1	1	10	.750	248	55.0	54	5	31	2	1	48	3	0	27	25	4.09	1.55

• 2017年度シーズン終了時

背番号

• 66（2013年 - 2015年）
• 50（2016年）

代表歴

• 2017 ワールド・ベースボール・クラシック・カナダ代表

関連項目

• メジャーリーグベースボールの選手一覧 C

外部リンク

• Kevin Chapman stats MiLB.com