レイモンド・チョウ : ウィキペディア(Wikipedia)

レイモンド・チョウChow Man-wai, Raymond、鄒文懐、、、1927年10月8日 - 2018年11月2日)は、イギリス領香港出身(本籍は広東省潮州)の映画プロデューサー。ゴールデン・ハーベストの設立に関わり、長く会長を務め、「香港映画の父」と呼ばれた。

プロフィール

ショウ・ブラザーズ

1949年に、中華民国上海市の聖ヨハネ大学(現在は跡地に華東政法大学が建つ)卒業後、香港に戻る。英字新聞社「香港スタンダード」の記者を10年間務めた後、1950年にショウ・ブラザーズに転職。宣伝主任、宣伝部長、製作本部長を歴任し、1970年に同社を退社し独立。

ゴールデン・ハーベスト

ゴールデン・ハーベストを設立し、ブルース・リーやジャッキー・チェンと契約して世界各国で大ヒット作を連発し、同社を香港最大の映画会社に発展させる。

1982年の「キャノンボール」で、ハリウッド進出にも成功している。

1998年に、香港特別行政区政府より文化人への栄誉を称える「金紫荊星章」を受章した。

2007年、ゴールデン・ハーベストを中華人民共和国本土の伍克波が所有する(オレンジスカイ・エンターテインメントグループ)に売却した。

2008年の第27回香港電影金像奨においては終身成就獎を贈られた。

逝去

2018年11月2日に逝去していたことが翌3日に香港メディアによって明らかにされた。ただし死因は不明となっている。

関連項目

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/12/22 20:55 UTC (変更履歴
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