レイナルド・アレナス : ウィキペディア(Wikipedia)

レイナルド・アレナス・フエンテス(Reynaldo Arenas Fuentes、1943年7月16日 - 1990年12月7日)は、キューバ出身の小説家・詩人である。

略歴

20歳で初めての小説を発表したが、当時のフィデル・カストロ政権の元で、同性愛者であること、また反政府的な言動があるとされ、以後の作品はすべて発禁となってしまう。1973年には投獄されている。

1980年にアメリカに亡命。ニューヨークにて執筆活動を続けていたが、1987年にエイズであることが判り、1990年に睡眠薬を多量に摂取して自殺した。

自伝 『夜になるまえに』 は、ハビエル・バルデム主演で2000年に映画化された。

主な著作品

  • 『めくるめく世界』 (鼓直/杉山晃訳、国書刊行会〈文学の冒険〉1989年) ISBN 978-4336024664
  • 『ハバナへの旅』 (安藤哲行訳、現代企画室、2001年) ISBN 978-4773801002
  • 『夜になるまえに』 【新装版】 (安藤哲行訳、国書刊行会、2001年) ISBN 978-4336037794
  • 『夜明け前のセレスティーノ』 (安藤哲行訳、国書刊行会〈文学の冒険〉2002年) ISBN 978-4336040305
  • 『襲撃』(山辺弦訳、水声社、叢書フィクションのエル・ドラード、2016年) ISBN 978-4891769604

参考文献

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/06/30 23:21 UTC (変更履歴
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