ラリー・バーンズ : ウィキペディア(Wikipedia)
ラリー・リチャード・バーンズ・ジュニア(Larry Richard Barnes Jr. , 1974年7月23日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州カーン郡ベーカーズフィールド出身のプロ野球選手(一塁手、左翼手)。左投左打。
経歴
のMLBドラフト69巡目(全体1646位)でフロリダ・マーリンズから指名されたが、この時は入団せず。
のMLBドラフト51巡目(全体1380位)ではアトランタ・ブレーブスから指名されたが、この時も入団せず。
にカリフォルニア・エンゼルスと契約してプロ入り。4月11日にメジャーデビュー。
、読売ジャイアンツに移籍したタフィ・ローズの穴を埋める存在を期待され、梨田昌孝監督率いる大阪近鉄バファローズに入団した。内野手登録ではあったが、左翼手や指名打者での起用がほとんどだった。
開幕戦から3番を任された、開幕第2戦での対日本ハム戦では、3点を追う9回裏二死満塁の場面で、建山義紀から2点適時二塁打を放ち、続く中村紀洋の逆転サヨナラ打に繋げた。ところが、翌日の試合で故障に見舞われる。6月1日に復帰すると、6月8日の対西武戦(大阪ドーム)で来日初本塁打を満塁本塁打で飾った。なお、同僚の大西宏明が同年に初本塁打を初回先頭打者本塁打で記録していたことで、先頭打者本塁打と満塁本塁打により初本塁打を記録した選手が同一年に揃ったのは、史上2例目となった。しかし、その後は勢いが持続せず、7月にマリオ・バルデス外野手の加入で二軍に降格。暫く活躍していたそのマリオが調子を落としてからは、8月28日に再登録。同日の対ロッテ戦で出場するが、1点リードの9回表2死2塁の場面でマット・フランコが放ったライナー性の打球を後逸(記録は三塁打)。同点になった後、チームは延長戦の末に敗れ、Bクラスが決定した。結局、一・二軍の往復に終始し、チームの消滅とともに自由契約となった。
はマーリンズ傘下(当時)のAAA級アルバカーキ・アイソトープス、は独立リーグ・アトランティック・リーグのサマセット・パトリオッツでプレーした。
人物
母親はタイ出身である。
詳細情報
年度別打撃成績
ANA | 16 | 41 | 40 | 2 | 4 | 0 | 0 | 1 | 7 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 9 | 1 | .100 | .122 | .175 | .297 | |
LAD | 30 | 39 | 38 | 2 | 8 | 2 | 0 | 0 | 10 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 9 | 0 | .211 | .231 | .263 | .494 | |
近鉄 | 34 | 117 | 107 | 18 | 27 | 3 | 1 | 4 | 44 | 19 | 1 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0 | 1 | 32 | 2 | .252 | .316 | .411 | .727 | |
MLB:2年 | 46 | 80 | 78 | 4 | 12 | 2 | 0 | 1 | 17 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 18 | 1 | .154 | .175 | .218 | .393 | |
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NPB:1年 | 34 | 117 | 107 | 18 | 27 | 3 | 1 | 4 | 44 | 19 | 1 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0 | 1 | 32 | 2 | .252 | .316 | .411 | .727 |
記録
- NPB
- 初出場・初先発出場:2004年3月27日、対北海道日本ハムファイターズ1回戦(大阪ドーム)、3番・左翼手として先発出場
- 初安打:2004年3月28日、対北海道日本ハムファイターズ2回戦(大阪ドーム)、4回裏にカルロス・ミラバルから右前安打
- 初打点:同上、9回裏に建山義紀から右翼線へ2点適時二塁打
- 初本塁打:2004年6月8日、対西武ライオンズ13回戦(大阪ドーム)、7回裏に潮崎哲也から右越満塁本塁打
背番号
- 37(2001年)
- 14(2003年)
- 42(2004年)
出典
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 B
- 大阪近鉄バファローズの選手一覧
- 北米・欧州出身の日本プロ野球外国人選手一覧#アメリカ合衆国
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/05/30 16:22 UTC (変更履歴)
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