ヨハネス・ロバーツ : ウィキペディア(Wikipedia)

ヨハネス・ロバーツ(Johannes Roberts、1976年5月24日 - )は、イギリスの映画監督、脚本家、映画プロデューサー。『海底47m』とその続編『海底47m 古代マヤの死の迷宮』のほか、『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』、『』などのホラー・スリラー映画を中心に監督している。

経歴

2001年、自身初の長編映画『Sanitarium』を監督。この作品は5,000ポンドの自己資金によって制作され、自身で製作・脚本・音楽・出演も兼任した。その後の5年ほどは主にDVD用の低予算ホラー映画を手掛け、トム・サヴィーニ主演の『ブラッド・フォレスト 〜吸血のエンジェル〜』や、世界初の携帯電話用ドラマシリーズ『When Evil Calls』などを監督した。

2010年、夜の高校を舞台にフードパーカー姿の殺人鬼の恐怖を描いたスラッシャー映画『F エフ』の監督・脚本を務める。わずか10万ポンドで製作されたこの作品は、スタジオカナルに購入され、イギリスで劇場公開された。

その後、2011年にNBCのテレビ映画となるモンスター・パニック作品『アルティメット・プレデターを監督。2012年にはユニバーサル・ピクチャーズのSFスリラー映画『ストレージ24』の監督・脚本を務めた。

2016年、マンディ・ムーア主演の海洋パニック・スリラー映画『海底47m』の監督・脚本を務める。ほぼ全編が水中で撮影されたこの作品は、500万ドルの予算から約6,500万ドルを稼ぎ出し、2017年のインディペンデント映画で最高の興行収入を記録した。

2018年、不条理サスペンス・ホラー映画『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』(2008年)の続編『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』を監督。この作品は2018年の全米興行成績で『ブラックパンサー』『リンクル・イン・タイム』に次ぐ第3位となった。

2019年、『海底47m』の続編『海底47m 古代マヤの死の迷宮』の監督・脚本を務め、3年連続で全米トップ10に入るヒットとなり、4,600万ドルの興行収入を記録し、『海底47m』フランチャイズの興行収入は累計1億ドルを超えた。

2021年、映画『バイオハザード』シリーズのリブート作品『』の監督に就任。

フィルモグラフィ

映画

作品名監督製作脚本備考
2001Sanitarium 音楽・出演も兼任
2004Hellbreeder 音楽も兼任
2004ゴーストキャッチャーDarkhunters 音楽も兼任
2005ブラッド・フォレスト 〜吸血のエンジェル〜Forest of the Damned
2010F エフF
2012ストレージ24Storage 24
2016アザー・サイド 死者の扉The Other Side of the Door
2017海底47m47 Meters Down
2018ストレンジャーズ 地獄からの訪問者The Strangers: Prey at Night
2019海底47m 古代マヤの死の迷宮47 Meters Down: Uncaged 製作総指揮
2021Resident Evil: Welcome to Raccoon City
TBAThe Pool

テレビ番組

作品名監督脚本備考
2007When Evil Calls エピソード『The Wish』、『Bad Trip
2011アルティメット・プレデターRoadkill テレビ映画

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/03/22 00:02 UTC (変更履歴
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