山崎洋子 : ウィキペディア(Wikipedia)
山崎 洋子(やまざき ようこ、1947年8月6日 - )は、日本の小説家。
経歴
- 1947年、京都府宮津市に生まれる。
- 神奈川県立新城高等学校卒業。
- コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て、1986年、『花園の迷宮』で第32回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家デビュー。
- 1995年、『熱月』で第16回吉川英治文学新人賞候補。
- 夫は脚本家の山崎巌。
- テレビ朝日系『スーパーモーニング』にコメンテーターとして出演していた。
作品リスト
- 『花園の迷宮』1986年9月、講談社、のち文庫
- 『ヨコハマ幽霊ホテル』1987年4月、講談社、のち文庫
- 『聖母の牙』1987年11月、光文社カッパ・ノベルス、のち文庫
- 『香港迷宮行』1988年4月、講談社ノベルス、のち文庫
- 『自由が丘ダウンタウン物語』1988年5月、講談社 のち文庫
- その夜、死はウインクした
- いちばんやさしかったあなたに
- 傷だらけのアポロ(『小説現代』1987年12月号)
- 奇跡の光〈ミラクル・ライト〉売ります(『小説現代』1988年2月号)
- あしたのマドンナ(『小説現代』1988年6月号)
- 狼女は眠れない(単行本のみ)
- 『きらきらと闇に堕ちて』1988年6月、中央公論社、のち文庫
- 『横浜秘色歌留多』1989年1月、講談社、のち文庫
- 『危険なあなた』1989年7月、中央公論社、のち文庫
- 『三階の魔女』1989年12月、講談社 のち文庫
- ラブレター
- いきなりハードボイルド(『小説現代』1989年2月号)
- 狼女は眠れない(文庫版のみ)
- 赤いお月さま(ルナ・ロッサ)
- 六本木メランコリー
- 人形と暮らす女
- 三階の魔女
- 『タブー』1990年9月、中央公論社、のち文庫
- 『魔都上海オリエンタル・トパーズ』1990年10月、集英社、のち文庫
- 『恋も仕事もハードボイルド』(エッセイ集)1990年11月、PHP研究所、のち角川文庫
- 『"伝説"になった女たち』1990年11月、講談社、のち文庫、光文社知恵の森文庫
- 『熱帯夜』1991年4月、新潮ミステリー倶楽部、のち文庫
- 『熟れすぎた林檎』1991年4月、双葉社、のち文庫、講談社文庫
- 『ホテルウーマン』1991年9月、毎日新聞社、のち講談社文庫
- 『歴史を騒がせた「悪女」たち』1991年9月、講談社、のち文庫、光文社知恵の森文庫
- 『禁じられた吐息』1992年2月、中央公論社 のち文庫
( 蜜の肌、月の吐息、甘い血、熱い闇)
- 『横浜幻燈館―俥屋おりん事件帳』1992年5月、新潮社 のち集英社文庫
(らしゃめん、薔薇の悲鳴、狂女、神の邪心)
- 『長崎人魚伝説』1992年7月、集英社、のち文庫
- 『薔薇の恋唄』1992年8月、角川書店、のち文庫
- 『海のサロメ』1992年9月、講談社 のち文庫
- ブルーレディに熱い夢(『小説現代』1989年12月号)
- 海のサロメ
- 霧の心(『小説現代』1990年10月号)
- 風の迷い(『小説現代』1991年5月号)
- あの道が黄金色に染まる頃(『小説現代』1991年12月号)
- もういちどあなたと
- 『吸血鬼たちの聖夜』1992年10月、文藝春秋 のち文庫
( 吸血鬼たちの聖夜〈イブ〉、妖女狂演、愛する人に、きらめく死を、メランコリーは危険)
- やさしいだけでは生きられない(『オール讀物』1992年8月号)
- 『シャーベット・アリア』1993年2月、中央公論社、のち文庫
- 『ヘカテの時間』1993年10月、双葉社、のち文庫
- 『元気がでる恋愛論』(エッセイ集)1993年12月、学習研究社、のち講談社文庫
- 『四十代、女はもう一度挑戦する―人生、仕事、愛、結婚』(エッセイ集、1994年4月、海竜社
- 『紅色ホテル』1994年6月、集英社、『ホテル・ルージュ』文庫
(青い髪の人魚、スペシャル・ルーム、ホテル・ルージュ、孤独な妖精、あたしを見つめて、匂い袋)
- 十三怪談(『小説すばる』1987年冬季号)
- 暗黒街(とうきょう)の淑女(おんな)たち(『野性時代』1988年11月号)
- 『七姫伝説 恋の墓標』1994年7月、中央公論社、のち文庫
- 『歴史を彩った恋人たち』1994年9月、講談社、『日本恋愛事件史』文庫
- 『熱月(テルミドール)』1994年12月、講談社、のち文庫
- 『緋色の真珠』1995年4月、実業之日本社、のち光文社文庫
- 『星の運命(さだめ)を生きた女たち』1995年6月、講談社、のち文庫
- 『恋を追う女 小説マリー・ローランサン』(1996年5月、集英社、
- 『柘榴館』1996年9月、集英社、のち文庫
- 『ありふれた不倫だったのに』1996年11月、光文社、のち文庫
- 『女は何度でもよみがえる―末期癌の夫を看取る』(エッセイ集、1998年1月、海竜社)
- 『ヨコハマB級ラビリンス』1998年11月、集英社、のち文庫
(うつ鮨事件、朱雀事件、パダム・パダム、四月の夢、いつか王子様が、幽霊レストラン、余毛・三文オペラ、芝居の時刻、踊る女)
- 『天使はブルースを歌う 横浜アウトサイド・ストーリー』(ノンフィクション、1999年9月、毎日新聞社)亜紀書房; 復刊版 (2019/
- 『マスカット・エレジー』2000年8月、光文社、のち文庫
(赤姫、ダイエットの女王、監禁された男、まぶたの母、ネット潜入、詐欺女、春の嵐)
- 『炎精(かげろう)』(2002年8月、毎日新聞社)
- 『ヴィーナス・ゴールド』(2004年8月、毎日新聞社)
- 『夢幻美女絵巻』(2005年1月、小学館文庫)
- 『横浜開港絵巻 赤い崖の女』(2007年11月、講談社)
- 『人魚を食べた女』講談社 2008.5
- 『港町ヨコハマ異人館の秘密』あすなろ書房 2010.6
- 『横濱唐人お吉異聞』講談社 2011.1
- 『横浜の時を旅する ホテルニューグランドの魔法』春風社, 2011.12
- 『誰にでも、言えなかったことがある 脛に傷持つ生い立ち記』清流出版, 2014.6 のち祥伝社文庫
- 『女たちのアンダーグラウンド 戦後横浜の光と闇』亜紀書房, 2019.5
共著
- 『薔薇の灰―こぼれた話60』(エッセイ集、亀海昌次と共著、1994年3月、徳間書店
- 『アマモの森はなぜ消えた?』海をつくる会写真・監修 そうえん社 2008
関連項目
- 日本の小説家一覧
- 推理作家一覧
- ヨコハマメリー
- メリーさん
- ノルディックウォーキング
外部リンク
- 冬桃宮 - 公式サイト
- ノルディックウォーキングネットワーク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/31 23:45 UTC (変更履歴)
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