モニーク : ウィキペディア(Wikipedia)

モニークMo'Nique, 本名: モニーク・アイメス、Monique Imes, 1967年12月11日 - )は、アメリカ合衆国の女優、コメディアン、テレビ司会者。

来歴・人物

生い立ち

メリーランド州出身にて、4人兄弟の末っ子として生まれる。両親は共にアフリカ系であり、父親のスティーヴン・アイメス・Jrはドラッグ・カウンセラー、母親のアリスはエンジニア。

キャリア

女優としてのキャリアを始める前はテレフォンオペレーターとして働いていたThe Oprah Winfrey Show, Interview with the cast of Welcome Home Roscoe Jenkins. Original air date January 28, 2008.。その後、弟からの勧めもありコメディアンとしてステージに立ち始めた。テレビシリーズ『The Parkers』のニコール・“ニッキー”・パーカー役で知られるようになり、自身の名前が付いた番組『Mo'Nique's Fat Chance』の司会者として活躍するようになる。2000年に『3ストライク』で映画デビュー。主にコミカルな役を演じてきた。2009年に出演した『プレシャス』ではこれまでのイメージを一新させ、主人公に苛烈な虐待を加える母親を見事に演じ切った。同作品において、その演技が批評家から大絶賛され、ゴールデングローブ賞、アカデミー助演女優賞をはじめ2009年における数々の映画賞をほとんど獲得した。かつては本も出版しており、『Skinny Women Are Evil: Notes of a Big Girl in a Small-Minded World』はベストセラーになっている。その他、2006年にはヘルシー思考の料理本も出版した。今後が最も期待される黒人女優の一人である。

私生活

二度の結婚歴があり、最初の夫は会計士であった。離婚した後は現夫と結婚。3人の息子の母親でもあり、そのうち二人は双子である。アカデミー助演女優賞を受賞した際には、夫であるシドニー・ヒックスの言葉が出演のきっかけであったこともあり、ステージ上で感謝の意を述べている。

主な出演作品

映画

公開年邦題原題役名備考
2000 3ストライク3 Strikes ダリア
2001 サウスセントラルLABaby Boy パトリシア
2002 奪還 DAKKAN -アルカトラズ-Half Past Dead Twitch's Girl
2004 ソウル・プレイン/ファンキーで行こう!Soul Plane ジャミカ
2005 サイレンサーShadowboxer プレシャス
ドミノDomino ラティーシャ・ロドリゲス
2006 童貞ペンギンFarce of the Penguins ヴィッキー 声の出演
ファット・ガール 愛はサイズを超えるPhat Girlz ジャズミン 出演・製作総指揮
ビール・フェスタ 無修正版 ~世界対抗・一気飲み選手権Beerfest チェリー
2008 ミート・ザ・ジェンキンズWelcome Home, Roscoe Jenkins ベティ
2009 プレシャスPrecious: Based on the Novel Push by Sapphire メアリー アカデミー助演女優賞 受賞ゴールデングローブ賞 助演女優賞 受賞英国アカデミー賞助演女優賞 受賞全米映画批評家協会賞助演女優賞 受賞インディペンデント・スピリット賞助演女優賞 受賞

テレビシリーズ

放映年邦題原題役名備考
2006 NIP/TUCK マイアミ整形外科医Nip/Tuck エヴェッタ・ワシントン 1エピソード
2007 アグリー・ベティUgly Betty ラマンダ 1エピソード

参照

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/13 13:11 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「モニーク」の人物情報へ