正岡道一 : ウィキペディア(Wikipedia)

正岡 道一(まさおか みちかず、1937年(昭和12年)5月2日 - )は、日本の実業家である。セシール創業者として知られた。

経歴・人物

愛媛県久万高原町に生まれる。近江高等学校卒業後、自衛隊に入隊するが後に除隊する。その後タイヤ販売会社に入社し勤務した。1970年(昭和45年)に香川県高松市にてアジア物産を創業し、低価格の下着を中心としたカタログ通信販売の開発に携わった。

その後は多くの職に向けたカタログの製作及び開発に携わり、一般家庭向けのカタログの作成にも携わった。後に「セシール」に商号変更し、代表取締役社長に就任する。また、出身の久万高原の名誉町民やこけしの寄贈にも携わった。しかし1992年(平成4年)に商標権の侵害疑惑によりハヤシニットに控訴し、大阪高等裁判所にて開廷したものの後に棄却となった。さらに経営は不況に陥った事により希望退職者を募り、2003年(平成15年)7月に代表取締役社長を辞任した。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/26 05:55 UTC (変更履歴
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