フィリップ・プティ : ウィキペディア(Wikipedia)

フィリップ・プティPhilippe Petit、1949年8月13日 - )はフランスの大道芸人。セーヌ=エ=マルヌ県・ヌムール出身。世界各地の有名高層建築物を無許可で綱渡りする事で知られる。

彼の名を一躍有名にしたのは、1974年8月7日にニューヨークのワールドトレードセンターの2つのタワーの間を綱渡りしてニューヨークの市民を驚かせた事である 。 彼はその後、チャリティとして綱渡りを行うことに同意したため起訴を免れ、展望デッキの永久無料パスを受け取った。

題材とした作品

  • 『マン・オン・ワイヤー』 - プティ自身が著したノンフィクション。2008年、ドキュメンタリー映画化。
  • Let the Great World Spin - の小説。2009年発表。ワールドトレードセンターの2つのタワーの間をプティが綱渡りでわたる様子を聞くため、パロアルトからARPANET経由でニューヨークの電話ボックスに接続するシーンがある。
  • 『ザ・ウォーク』 - プティのワールドトレードセンターでの綱渡りを映画化した2015年の映画。ジョセフ・ゴードン=レヴィットがプティを演じた。ゴードン=レヴィットはプティ本人の指導のもと綱渡りの猛特訓を受けた。

外部リンク

関連項目

  • アラン・ロベール - 世界中の高層建築物を無許可で命綱無しで登る人物。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/08/12 11:22 UTC (変更履歴
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