ピーター・ファレリー : ウィキペディア(Wikipedia)

ピーター・ジョン・ファレリーPeter John Farrelly、1956年12月17日 - )は、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家、プロデューサー、小説家である。

人物

弟のボビーと共にファレリー兄弟として『ジム・キャリーはMr.ダマー』、『愛しのローズマリー』、『ふたりの男とひとりの女』、『メリーに首ったけ』、『ライラにお手あげ』といったコメディ映画を手がけたことで知られている。2018年にはピーターが単独で監督した『グリーンブック』がトロント国際映画祭で観客賞を獲得し、第91回アカデミー賞では作品賞の他に自身としても脚本賞を受賞した。

生い立ち

ペンシルベニア州で看護師の母と医者の父のあいだに生まれる。ロードアイランド州カンバーランドで育ち、とを卒業した。

キャリア

マサチューセッツ大学アマースト校やコロンビア大学で脚本の勉強をした後、弟のボビーと共に『メリーに首ったけ』、『ジム・キャリーはMr.ダマー』、『キングピン/ストライクへの道』、『愛しのローズマリー』、『ふたりの男とひとりの女』、『ふたりにクギづけ』、『2番目のキス』などを監督・脚本・製作する。他にテレビシリーズ『となりのサインフェルド』の第4シーズン第10話「」の原案も手がけた。

2016年にボビー・モートと共に企画した30分のコメディ『』のシリーズ化決定がより発表された。2018年には第2シーズンへの更新が発表された。

2018年に監督を務めた『グリーンブック』がトロント国際映画祭で観客賞を獲得する‘Green Book’ Wins 2018 Toronto Film Festival People’s Choice Award – Oscar Harbinger?

小説家としては『Outside Providence』と『The Comedy Writer』を手がけている。

の役員である。

受賞とノミネート

部門 作品 結果
アカデミー賞 2018 作品賞 グリーンブック
脚本賞
ゴールデングローブ賞 2018 監督賞
脚本賞
サテライト賞 2018 監督賞
オリジナル脚本賞
クリティクス・チョイス・アワード 2018 監督賞
オリジナル脚本賞
サンディエゴ映画批評家協会賞 2018 監督賞
オリジナル脚本賞
デトロイト映画批評家協会賞 2018 脚本賞
ハリウッド映画賞 2018 脚本賞
ワシントンD.C.映画批評家協会賞 2018 オリジナル脚本賞
全米製作者組合賞 2018 劇場映画賞
トロント国際映画祭 2018 観客賞

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/01/18 00:13 UTC (変更履歴
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