バンジャマン・ビオレ : ウィキペディア(Wikipedia)
バンジャマン・ビオレ(Benjamin Biolay、1973年1月20日 - )は、フランス・ローヌ県ヴィルフランシュ=シュル=ソーヌ出身の歌手、ミュージシャン、ソングライター、音楽プロデューサー、俳優。
人物
妹のコラリー・クレモンも歌手で、彼女の2枚のアルバムをプロデュースしている。女優キアラ・マストロヤンニと2002年に結婚し、一女アンナをもうけ2005年に離婚。
彼の低いキーで歌うやり方は、エティエンヌ・ダオのスタイルに似ていると言われる。ミュージシャンのケレン・アンとともに、自身の最初の2枚のアルバムの作曲とプロデュースをした。このコンビで作曲・プロデュースした、往年の歌手アンリ・サルヴァドールのアルバムは大ヒットした。それ以来、フランス音楽界の売れっ子プロデューサーであり、ジュリエット・グレコ、ジュリアン・クレール、フランソワーズ・アルディ、エロディ・フレージュ(セカンド・アルバム、2006年)、イザベル・ブーレイ(2000年)やノルウェン・ルロワ(2021年)などをプロデュースした。作曲のほかギター、ストリングス、管楽器、キーボードなどの楽器を自分でも演奏し、歌も歌い、プログラミングも担当する、現代フランスを代表する音楽プロデューサーである。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
- Rose Kennedy (2001年)
- Remix EP (2001年)
- Négatif (2003年)
- Clara et Moi (2004年)
- Home (2004年) ※with キアラ・マストロヤンニ
- À l'Origine (2005年)
- Trash Yéyé (2007年)
- La Superbe (2009年)
- Vengeance (2012年)
- Palermo Hollywood (2016年)
- Volver (2017年)
- Grand Prix (2020年)
- Saint-Clair (2022年)
- À l'auditorium (2023年)
- Le Disque Bleu (2025年)
主なフィルモグラフィ
- 『ザ・パック 餌になる女』 - The Pack(2010年)
- 『アナザー』 - The Lady in the Car with Glasses and a Gun(2015年)
- 『今宵、212号室で』 - Chambre 212(2019年) ※元妻キアラ・マストロヤンニの夫役
- 『ジ・エディ』 - The Eddy(2020年)
参考文献
- ELLE(フランス)誌;“ULTRA BIOLAY”,pp201~202, 17,SEPTEMBRE 2007
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/10/24 15:22 UTC (変更履歴)
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