中村勝行 : ウィキペディア(Wikipedia)
中村 勝行(なかむら かつゆき、1942年11月14日週刊テレビ番組(東京ポスト)1987年8月28日号「脚本家の横顔」67頁 - 2022年3月11日)は、日本の脚本家、小説家。俳優の中村敦夫は兄にあたる。時代小説を書くときのペンネームは「黒崎裕一郎」。
来歴・人物
機械いじりと絵を描くことが好きだった少年時代だったとのこと。しかし「絵は芸術大学に不合格だった時点で、映画のカメラマンは目が悪いからあきらめた」という。東京電機大学を卒業後、撮影機材会社の技師、制作会社プロデューサーの手伝いなどを経て、必殺シリーズへの原稿持ち込みがきっかけでテレビの世界に入り1975年に『必殺仕置屋稼業』で脚本家デビュー。必殺シリーズ、「ザ・ハングマン」などの脚本を手がける。
また時代小説も手がけており、1995年には、中村勝行名義で発表した『蘭と狗 長英破牢』で第6回時代小説大賞を受賞した。
ドラマ
- 太陽にほえろ!
- 必殺シリーズ
- 必殺必中仕事屋稼業
- 必殺仕置屋稼業
- 必殺仕業人
- 必殺からくり人
- 必殺からくり人・血風編
- 新・必殺仕置人
- 新・必殺からくり人・東海道五十三次殺し旅
- 江戸プロフェッショナル・必殺商売人
- 必殺仕事人・激突!
- 銭形平次
- 江戸の牙
- ザ・ハングマンシリーズ
- 特命刑事ザ・コップ
- 混浴露天風呂連続殺人シリーズ
- ルパン三世 PARTIII
- 弁護士・今田一平シリーズ
映画
- 帰って来た木枯し紋次郎
小説:中村勝行名義
- 黒崎裕一郎名義で再刊。
小説:黒崎裕一郎名義
享保異聞シリーズ
- 徳間文庫版
- 文芸社文庫版
冥府の刺客シリーズ
幻十郎必殺剣としてドラマ化。
- 広済堂文庫版
- 徳間文庫版
- 文芸社文庫版
鳥見役影御用シリーズ
- 幻冬舎文庫版
- 徳間文庫版
- 文芸社文庫版
公事宿始末人シリーズ
- 学研M文庫版
- 祥伝社文庫版
渡世人伊三郎シリーズ
- ハルキ文庫版
- 祥伝社文庫版
必殺闇同心シリーズ
神江里見による漫画版がある(小池書院・刊)。
- 祥伝社文庫版
- 祥伝社文庫 新装版
その他
関連項目
- 日本の小説家一覧
- 時代小説・歴史小説作家一覧
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/24 04:23 UTC (変更履歴)
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