ディック・キング=スミス : ウィキペディア(Wikipedia)
ディック・キング=スミス(Dick King-Smith、1922年3月27日 - 2011年1月4日)は、イギリス人児童文学作家。
人物
1922年、グロスタシャーで生まれた。農業、教師などの仕事に携わったのち、作家として多数の児童書を発表した。
1984年にガーディアン賞を受賞したThe Sheep-Pigは、映画『ベイブ』の原作であり、The Water Horseも、映画『ウォーター・ホース』の原作となっている。
2010年には大英帝国勲章を受勲した。
2011年1月4日、英国南西部バースの自宅で死去。88歳没。
受賞歴
- ガーディアン賞 1984年 (The Sheep-Pig(『子ブタシープピッグ』に対して)
主な著書
- The Fox Busters (1978)
- Daggie Dogfoot(Pigs Might Fly)(『飛んだ子ブタダッギィ』) (1980)
- [[:en:The Queen's Nose]](『女王の鼻』) (1983)
- [[:en:The Sheep-Pig]](『子ブタシープピッグ』) (1983)
- [[:en:Noah's Brother]] (1986)
- The Hodgeheg(『ゆうかんなハリネズミマックス』)(1987)
- Sophie
- Sophie's Snail(『ソフィーとカタツムリ』) (1988)
- Sophie's Tom(『ソフィーと黒ネコ』) (1991)
- Sophie Hits Six(『ソフィーは子犬もすき』) (1991)
- Sophie in the Saddle(『ソフィーは乗馬がとくい』) (1993)
- Sophie Is Seven(『ソフィーのさくせん』) (1994)
- Sophie's Lucky(『ソフィーのねがい』) (1995)
- Paddy's Pot of Gold(『パディーの黄金のつぼ』)(1990)
- [[:en:The Water Horse]](『おふろのなかからモンスター』) (1990)
- The Cuckoo Child(『みにくいガチョウの子』) (1991)
- Find the White Horse(『白い馬をさがせ』) (1991)
- The Merrythought(『おねがいはウィッシュボーンで』) (1993)
- Dragon Boy (1993)
- [[:en:Harry's Mad]] (1993)
- The Schoolmouse(『学校ねずみのフローラ』) (1994)
- Harriet's Hare(『野ウサギは魔法使い!』) (1994)
- Godhanger(『ゴッドハンガーの森』) (1996)
- A Mouse Called Wolf(『歌うねずみウルフ』) (1997)
- Mr Ape (1998)
- The Magic Carpet Slippers(『魔法のスリッパ』) (2000)
- Lady Lollipop (2000)
- Chewing The Cud (自伝) (2001)
- The Golden Goose(『ワビシーネ農場のふしぎなガチョウ』) (2003)
- Aristotle(『ネコのアリストテレス』) (2003)
- The Mouse Family Robinson (2007)
日本語訳された作品
- 『キャンディいそいでお帰り』高杉一郎訳、講談社、1969年
- 『子ブタシープピッグ』児童図書館・文学の部屋、木原悦子訳、評論社、1991年
- 『飛んだ子ブタダッギィ』児童図書館・文学の部屋、木原悦子訳、評論社、1992年
- 『子ブタシープピッグ』木原悦子訳、日本ライトハウス、1993年
- 『女王の鼻』児童図書館・文学の部屋、宮下嶺夫訳、評論社、1994年
- 『ゆうかんなハリネズミマックス』あかね世界の文学シリーズ、金原瑞人訳、あかね書房、1994年
- 『みにくいガチョウの子』せかいのどうわシリーズ、卜部千恵子訳、岩波書店、1994年
- 『パディーの黄金のつぼ』せかいのどうわシリーズ、三村美智子訳、岩波書店、1995年
- 『ハリーのひみつのオウム』世界の子どもライブラリー、三村美智子訳、講談社、1996年
- 『学校ねずみのフローラ』子どもの文学・青い海シリーズ、谷口由美子訳、フィル・ガーナー絵、童話館出版、1996年
- 『野ウサギは魔法使い!』世界の子どもライブラリー、三村美智子訳、講談社、1997年
- 『白い馬をさがせ』子どもの文学・青い海シリーズ、谷口由美子訳、童話館出版、1998年
- 『ゴッドハンガーの森』ユースセレクション、金原瑞人訳、講談社、1998年
- 『おねがいはウィッシュボーンで』世界の子どもライブラリー、三村美智子訳、講談社、1999年
- 『おふろのなかからモンスター』世界の子どもライブラリー、金原瑞人訳、講談社、2000年
- 『奇跡の子』さくまゆみこ訳、講談社、2001年
- 『わるがきノートン ― ちょっとへんてこなどうぶつたち』偕成社おはなしポケット、坂崎麻子訳、偕成社、2001年
- 『かしこいブタのロリポップ』もりうちすみこ訳、ジル・バートン絵、アリス館、2002年
- 『歌うねずみウルフ』偕成社おはなしポケット、三原泉訳、偕成社、2002年
- 『魔法のスリッパ』三原泉訳、岡本颯子絵、あすなろ書房、2003年
- 『ソフィーとカタツムリ』評論社の児童図書館・文学の部屋、石随じゅん訳、デビット・パーキンズ絵、評論社、2004年
- 『ソフィーと黒ネコ』評論社の児童図書館・文学の部屋、石随じゅん訳、デビット・パーキンズ絵、評論社、2004年
- 『ソフィーは子犬もすき』評論社の児童図書館・文学の部屋、石随じゅん訳、デビット・パーキンズ絵、評論社、2005年
- 『ソフィーは乗馬がとくい』評論社の児童図書館・文学の部屋、石随じゅん訳、デビット・パーキンズ絵、評論社、2005年
- 『ソフィーのさくせん』評論社の児童図書館・文学の部屋、石随じゅん訳、デビット・パーキンズ絵、評論社、2005年
- 『ソフィーのねがい』評論社の児童図書館・文学の部屋、石随じゅん訳、デビット・パーキンズ絵、評論社、2005年
- 『ワビシーネ農場のふしぎなガチョウ』三原泉訳、あすなろ書房、2007年
- 『ネコのアリストテレス』評論社の児童図書館・文学の部屋、石随じゅん訳、ボブ・グレーアム絵、評論社、2008年
関連事項
- ベイブ
- ベイブ/都会へ行く
- ウォーター・ホース
- ヒルフィギュア
脚註
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2021/06/20 07:16 UTC (変更履歴)
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