ダイ・シージエ : ウィキペディア(Wikipedia)
ダイ・シージエ(戴 思傑、ラテン文字転記:Dai Sijie, 1954年3月2日 - )は、中国出身でフランスで活動する映画監督、作家。小説はフランス語で書いている。
プロフィール
成都市生まれ戴思杰:我想拍出成都的柔美 2020年7月6日閲覧。。原籍は福建省莆田市。10代後半からの数年間、下放された四川省の山村で過ごした後、1984年に政府給費留学生としてフランスに渡り、パリの高等映画学院で学んだ。以降、フランスに在住し、2000年に『バルザックと小さな中国のお針子』で作家デビュー。本作はフランスで40万部のベストセラーとなり、多くの賞を受賞し、世界30か国で翻訳された。2002年には映画化され、自ら監督を務めた。
作品
監督作品
- 『中国、わがいたみ』 Chine, ma douleur (1989)
- Le mangeur de lune (1994)
- Nguol thùa (1998)
- 『小さな中国のお針子』 (2002)
- 『中国の植物学者の娘たち』 (2005)
- Le paon du nuit (2015)
小説
- 『バルザックと小さな中国のお針子』Balzac Et La Petite Tailleuse Chinoise (2000)(新島進訳、早川書房、2002年)
- 『フロイトの弟子と旅する長椅子』Le Complexe de Di (2003)(新島進訳、早川書房、2007年)
- 『月が昇らなかった夜に』Par une nuit où la lune ne s'est pas levée (2007)(新島進訳、早川書房、2010年)
- 『孔子の空中曲芸』L'Acrobatie aérienne de Confucius (2010)(新島進・山本武男訳、早川書房、2010年)
外部リンク
- ダイ・シージエ インタビュー
- ダイ・シージエ インタビュー in Tokyo Wrestling
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/10/18 02:31 UTC (変更履歴)
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