たかしよいち : ウィキペディア(Wikipedia)
たかし よいち(高士 与市、1928年11月10日『文藝年鑑』1978、2007 - 2018年1月7日)は、日本の児童文学作家。鹿児島女子短期大学名誉教授、久留米信愛女学院短期大学教授・図書館長。
来歴
熊本県熊本市出身。東洋語学専門学校(現在の熊本学園大学)中国語科卒業。熊本大学図書館司書を経て、教科書会社校正員、児童雑誌編集者を勤めた。
1962年『狩人タロの冒険』を処女出版。1965年『埋もれた日本』で日本児童文学者協会賞、1977年『竜のいる島』で国際アンデルセン賞優良作品賞およびサンケイ児童出版文化賞、2008年『天狗』で赤い鳥文学賞受賞。考古学、古生物学などに基づく児童向け図書を数多く刊行し、児童文学に新たな分野を開いた。絵本、日本神話の再話、原作漫画も数多く手がけた。
椋鳩十に師事し、椋作品に関する研究書なども書いている。1978年、椋の後任として鹿児島女子短期大学教授を務め、1989年より久留米信愛女学院短期大学教授を務めた。1992年、西日本文化賞を受賞。
2018年1月7日、誤嚥性肺炎のため福岡市の病院で死去。。
著書
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
共著
- 『恐竜のひみつ』小畠郁生共著 至誠堂 1967年
- 『日本原人のなぞ』芹沢長介共著 至誠堂(日本の国ができるまで)1968
- 『象の来た道』藪内正幸共著 牧書店 1970 「ナウマン象を掘る」偕成社文庫(単著)
- 『童心賛歌 たかしよいち聞書』佐藤倫子著 西日本新聞社 1995
参考文献
- 『児童文学辞典』日本児童文学学会編、東京書籍 1988年4月
- 『日本児童文学大事典』大阪国際児童文学館編、大日本図書 1993年10月
関連項目
- 日本の小説家一覧
- 児童文学作家一覧
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/07 12:17 UTC (変更履歴)
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