ジャコ・バン・ドルマル : ウィキペディア(Wikipedia)

ジャコ・ヴァン・ドルマルJaco Van Dormael、1957年2月9日 - )は、ベルギー出身の映画監督。姓はベルギーで話されているフランス語、オランダ語どちらの言語でも「ドルメル」と発音される。

経歴

1957年、ベルギーのブリュッセル首都圏地域イクセルに生まれる。少年時代の7年間をドイツで過ごし、再びベルギーに戻る。青年期はサーカスでピエロを演じたり、児童劇団の運営をするかたわら、20代から短編映画を撮り始める。

1991年に初の長編映画『トト・ザ・ヒーロー』を制作。本作は同年のヨーロッパ映画賞で主演男優賞・新人監督賞・脚本賞・撮影賞を受賞。さらには第44回カンヌ国際映画祭にてカメラ・ドールを受賞。一躍映画界に名を轟かせる。

長編第2作『八日目』は、主演のダニエル・オートゥイユとパスカル・デュケンヌが第49回カンヌ国際映画祭にて主演男優賞を受賞している。

主な作品

監督・脚本

  • 『トト・ザ・ヒーロー』Toto le héros (1991年)
  • 『八日目』Le Huitième Jour (1996年)
  • 『ミスター・ノーバディ』Mr Nobody (2009年)
  • 『神様メール』Le tout nouveau testament (2015年)

その他

  • 『プチ・ニコラ 最強の夏休み』Les Vacances du petit Nicolas (2014年) ※共同脚本

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/09/02 12:43 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「ジャコ・バン・ドルマル」の人物情報へ