石村嘉成 : ウィキペディア(Wikipedia)

石村 嘉成(いしむら よしなり、1994年 - )は、愛媛県新居浜市出身の画家・版画家である石村嘉成特集 - 新居浜市の地域情報サイト・まいぷれ。愛媛県立新居浜商業高等学校を卒業した。

来歴・人物

1歳を迎えるまで通常の発語があったが、1歳2か月のころから言葉が消えていき、2歳半で自閉症と診断された。11歳になった2005年に、元看護師の母が約半年間の闘病の末に40歳で死去した。父が経営する会社を切り盛りしながら、中学校から高校まで普通学級に通った。高校の3年間は無遅刻無欠席だった石黒由起子「画家になった自閉症の息子と父の二人三脚。亡き母が伝えたかったこと」 - ESSEオンライン(2021年10月23日)。

高校3年の時に、授業の一環として版画とアクリル画を始める版画との出会いがもたらした安息の地 - キラキラなび。完成した作品「友達のワンダーランド」を文化祭で飾ると先生やクラスメイトが驚き、愛媛県のデザイン学校主催の作品展に入選して、愛媛県美術館に展示された。

動物と昆虫が得意で、題材した作品が複数の国内外コンクールで受賞する。

2017年11月に開催した東京での初の個展「石村嘉成展 私の生き物図鑑IV」(表参道ヒルズ西館1F GALLERY KOWA)では、俳優・勝地涼が訪れた。

2023年には、愛媛県美術館で「石村嘉成展 いきものだいすき」を開催。5万4,970人の来場があり、郷土作家美術展の最多来場者数を大幅に更新。

2024年に岡山市の天満屋岡山店で創業195周年特別企画として「石村嘉成展 生きものバンザイ!」が開かれ石村嘉成展 - RSK山陽放送、会期中の5月2日には元サッカー日本代表監督・岡田武史が訪れた。

同年10月から12月に開催された兵庫県立美術館での展覧会「石村嘉成展~いのちの色たち~」では3.5万人を動員、歌手・倉木麻衣も訪れた。

2025年5月には、大阪・関西万博 「Matsuri」アリーナのステージにてライブドローイングを披露。歌手・水樹奈々と新居浜市長・古川拓哉と共に版画を完成させた。

同年7月から9月に、広島市のNTTクレドホールで開催した「動物画家 石村嘉成の世界 ワキデル色彩 カナデル生命」では、4.3万人の来場者数を記録した。

出演

映画

  • 新居浜ひかり物語 青いライオン(2024年11月15日、福武観光) - 本人 役

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/11/20 01:04 UTC (変更履歴
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